記憶の横糸と縦糸

iKeyboard 3の「場所」の練習方法を、大幅に変更しました。

この「場所」という練習では、キーボードのキー配置や文字配列を正確に記憶すること、いわゆるマッピングを行うことを目的としています。 最終的には、文字と指の組み合わせを覚えるわけですが、そのためには、文字と位置、位置と指の組み合わせを正しく覚えておく必要があります。 もちろん、ひたすら文字と指の組み合わせを練習しても覚えられますが、いきなり高いハードルを飛び越えられる人は少なく、諦めずに練習を続けられる人も少ないでしょう。

iKeyboardでは、文字と位置の組み合わせを覚えるために、マウスを使った練習方法を考案しました。 トランプの神経衰弱の要領で、文字とキーの組み合わせを、順番にクリックしていくのです。 最初は、順番に並んだ文字と、キーボードを表示させただけで、後は好きな順番で、自由に組み合わせをクリックしていくものでした。 この方法だと、良く覚えている組み合わせからクリックできる反面、最初に行う練習としては自由度が高過ぎて、何をしたら良いのかわかりにくいという問題がありました。

そこで、iKeyboard 2では、練習モードの時のみ、自動的に文字を選択するように変更しました。 文字の順番は、キーボードと同じになっているので、キーボードのキーを、左上から順番に確認していくことになります。 覚える順番を指示していくことによって、ハードルがぐっと低くなって、より覚えやすくなりました。 ただし、測定モードでは、従来通り、文字とキーの組み合わせを自由にクリックしていくものでした。

iKeyboard 3も、最初はiKeyboard 2と同じになっていたんですが、これでもまだ敷居が高いということで、さらに変更を加えました。 測定モードでも、自動的にキーを選択して、入力する順番を指示するようにしたのです。 文字の並びは、練習モードではキーボードと同じになっていますが、測定モードではアルファベット順になっています。 練習モードでは、文字に対応するキーをクリックしていきますが、測定モードでは、キーに対応する文字をクリックしていくわけですね。

さらに、横だけでなく、縦の順番で練習する項目も追加しました。 従来の「1234…」という横の並びだけでなく、「1QAZ…」という縦の並びも覚えるようにしたわけです。 一般的に、左から右、上から下の流れの方が、自然でわかりやすいんですが、指使いは上下の動きが基本になるので、縦の並びが重要になってきます。 そこで、指使いの練習に入る前に、縦の並びを予習しておこうというわけですね。 これで、場所から指使いにかけての繋がりが、かなりスムーズになりました。

次は、ローマ字の法則を覚えるための、ローマ字表作りに取りかかりますよ。

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