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蘇の醍醐味

元ネタ:3時間煮ると牛乳は甘くなる

というわけで、を作ってみました。 蘇は、8世紀から10世紀にかけて作られた、日本で最初のチーズなんだそうですよ。 おお、なんという古代ロマン! しかも、作り方は牛乳を煮詰めるだけ! 最初に強火で沸騰させたら、弱火に切り替えて、焦がさないようにかき混ぜながら、じっくり煮詰めていきます。 元ネタの記事では3時間となっていますが、うちでは4時間かけて、1リットルの牛乳が150gになりました。 器に移して冷蔵庫で冷やしたら出来上がりです。

味はこってり濃厚で、とろんとした甘味がたまらなく旨いです。 うん、これは美味しいじゃなくて、旨い。美味というより珍味ですね。 馴染みのあるものの中では、ミルキーが一番近い感じですね。 甘さがしつこくないので、より私好みかも? 牛乳の風味が強くて、不思議と懐かしさが込み上げてきます。 もしかして、これは母乳の記憶? とにかく、一度食べると病みつきになってしまう、強烈な味でした。

今回は、単純に牛乳を煮詰めて作りましたが、正式には、温めてできる膜をすくいとって作るみたいです。 仏教では、牛乳の精製過程を、乳→酪→生酥→熟酥→醍醐という五味で表しているそうなんですが、蘇の上を行く最上級のものが醍醐で、その極上の味が「醍醐味」だったんですね。 ホットミルクであれば、強火で2分もあれば出来てしまいますが、弱火で4時間じっくり手間をかけることで、全く別のものが出来てしまうなんて、まさに醍醐味ですよね!

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石鹸三兄弟

台所用の石鹸が、隅の方で泣いています。
「どんどん小さくなって、もうすぐなくなっちゃうよ~」
そこへ、お風呂用の石鹸がやってきました。
「ここは僕に任せて、君は休んでなよ」
「でも、君がここに来たら、お風呂はどうするんだい?」
「ああ、そうか。う~ん、困ったなぁ」
二人は、アワアワと泡を吹きました。

すると、袋が破れて、新しい石鹸が出てきました。
「心配御無用。お風呂は私に任せなさい!」
新しい石鹸は、大きくて、四角くて、とっても立派です。
「やったあ、これで安心だね!」
二人は、新しい石鹸を、頼もしく思いました。

「僕はもう行くけど、君達とはずっと一緒だよ」
そう言うと、新しい石鹸は、四隅の角を切り落として、
その破片を、二人の間に挟み込みました。
新しい石鹸の破片は、小さい石鹸にのめり込み、
中くらいの石鹸に突き刺さって、ぴったりくっつきました。
「わあい、これなら、いつでも三人一緒だね!」

それを見た新しい石鹸は、にっこり笑ってから、お風呂場へと向かいました。

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怪獣ミゾラ

工事現場から、叫び声が聞こえてきました。
「わあ、怪獣だ!怪獣が出たぞ!」
みんな、大慌てで逃げ出しました。
「なんて恐ろしい姿をしているんだろう」
「あいつは、きっと悪いやつに違いない」
「なんとかして、退治しないといけないな」
あちこちで、そんな声が聞こえてきます。
怪獣は、そんな人達を、じっと見下ろしています。

そんな中、そわそわと落ち着かない人がいました。
最初に怪獣を見つけた、工事現場の作業員です。
「本当は、僕が木の根っこをうっかり切っちゃったんだよな」
「だから、あの木が怒って、僕を追いかけてきたんだ」
「僕が悪いのに、怪獣が退治されちゃうよ。どうしよう…」
作業員は、どうしていいかわからず、頭をかかえました。

みんなは、怪獣退治の準備に取りかかりました。
工事現場のダイナマイトで、吹っ飛ばす計画です。
近所のガソリンスタンドから、石油も運ばれてきました。
「なになに、相手は木だから、すぐに燃えてしまうだろう」
さあ、これで準備は整いました。
でも、みんな怖がって、なかなか火をつけられません。
重苦しい時間だけが、じりじりと流れていきます。

でも、木の怪獣は、一向に攻撃する気配がありません。
みんなも、少しずつ様子がおかしいことに気づいてきました。
一人の男が、意を決して怪獣の根っこに触ってみました。
根っこは、枯れてボロボロになっていました。
「なんだ、もうとっくに死んでるじゃないか」
みんなは、安心して、ほっと息をつきました。
第一発見者の作業員は、こっそりと姿を消しました。

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生キャラメルを作ったよ

参考レシピ:自分で生キャラメルを作ってみよう!

蘇と似たような作り方で生キャラメルが作れるらしい、ということで、生キャラメル作りにも挑戦してみました。 最初に鍋に砂糖80gとスプーン1杯ほどの水を入れて、中火でささっと溶かします。 砂糖が溶けたら、しばらくじっとして、砂糖が焦げるのを待ちます。 うっすら茶色くなってきたら、牛乳300ccを少しずつ加えて、よくかき混ぜながら煮詰めていきます。 ねっとりしてきたら弱火にして、こねこねとこねられるくらいまで水分を飛ばします。 しっかり煮詰まったら、バターを塗った容器に移して、冷蔵庫で冷やせば出来上がりです。

一口サイズに切り分けてから、ひとつをつまんで口に入れます。 あはは。うまい。 蘇は素朴な味わいでしたが、生キャラメルは実にわかりやすい味です。 でも、普通のキャラメルとどこが違うんだろう? 確かに、ちょっとベタベタするところはあるけども…。 調べてみると、どうやら「生っぽいキャラメル」というだけで、キャラメルとの明確な違いというのはないようです。 それにしても、本当にうまいなぁ。 思わず笑顔になってしまう、とっても楽しい味ですね。

4時間かかる蘇が「ハレ」のお菓子なら、1時間でできる生キャラメルは「ケ」のお菓子ですね。

ミーちゃんの夢

ミーちゃんが、ねています。
すやすやと、きもちよさそう。
どんなゆめを、みているのかな。
しあわせなゆめを、みてるんだろうな。

エサをモリモリ、たべてるゆめかな。
おいしいエサを、あじわってるのかな。
たくさんのともだちと、ひなたぼっこ。
そとをじゆうに、かけまわってるのかな。

ゆめのなかで、ミーちゃんがこたえました。

そうじゃないよ、そうじゃないんだ。
あなたのそばに、いるゆめなんだよ。
いつもいっしょ、いつでもいっしょ。
ただそれだけで、ボクはシアワセなんだ。

そりゃあ、おいしいエサもたべたいし、
いろいろと、あそんでみたいけど、
そういうのは、ちょっとでいいんだ。
だからいつでも、そばにいてね。

ミーちゃんは、うすめをあけて、
こちらをチラリとみました。

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湧き水

ここに 水が湧いている
こんこんと 休むことなく

湧き出た水は 流れ
ついには 海へと繋がる

ここでは、誰もそんなことは 気にせずに
気ままに 湧き水に 集まってくる

あるものは 渇きを癒し
あるものは 体を清め

水面に 自分の姿を映し
心地良さに 身を任せる

湧き水は さらさらと 歌いながら
その全てを 受け入れる

私は 足先に 潤いを感じながら
静かに その様子を眺めている

彼らが 水と戯れる喜びを 想いながら
私も 共に戯れる喜びを 想いながら

手を差し延べて その感触を味わうことはできないが
やがて秋がくれば 葉を落とすことができる

湧き水は きっと私の葉を受け入れてくれるだろう
そして それを海へと届けてくれるだろう

それが 私にできる 唯一のこと
そして それが私の 唯一の願い

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かわらのかお

みちを あるいてたら
おうちの やねに
かおが あった

うわあ でも なんで?
うっかり こえに だしたら
かおが はなしを はじめたよ

むかし このいえで はたらいてたんだけど
あるとき ごしゅじんが ロールケーキを かってきたの
そのころは ロールケーキが とても めずらしくてね
わたしは どうしても たべてみたくなって
ぶつだんに おそなえしてあったのを つまみぐいしちゃったの

そうしたら ごしゅじんに みつかって
そんなに ロールケーキが すきなら
おまえを ロールケーキに してやる!
そういって ふとんで ぐるぐるまきにされて
しまいには やねの かわらに されちゃったのよ

わたしって くいしんぼうだから だめよねぇ
オホホ オホホ オホホホホ

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PhotoMaster 3 近況報告

PhotoMaster 3の開発についてですが、現在7月末締切の絵本の公募に取り組んでいるため、開発再開は8月になります。 お待たせして申し訳ありませんが、次回の公開まで、もうしばらくお待ちください。 今後とも、PhotoMasterをよろしくお願いします。

猫づくし

久々に、すっかり埃をかぶっていたDA 55-300mmをつけて、近所を散歩してみました。 実はこのレンズ、うまくピントが合わなかったり、手振れがひどかったりで、すっかり使う気をなくしてしまってたんですよね。 でも、せっかく買ったんだから、たまには使わなきゃ。 ということだったんですが、どういうわけか、今回は普通に写ってくれました。 どうやら、なるべく55-150mm辺りを使うように心掛けたのが良かったみたいです。 なんてったって、望遠端は換算450mmですから、被写界深度も浅いし、手振れも起きやすくなりますよね。

どういうわけか、この日はあちこちで猫を見つけました。 こういう時は、望遠レンズだと、ぐぐぐっと寄れるのでいいですね。 ただ、あんまり寄り過ぎると下品になるなぁ、ということも実感。 また、画面も単調になり気味なので、ある程度周りを写し込んだ方が、写真としてはずっと面白くなりますね。 そして、このレンズの描写の良さも再確認。 普段使いの18-125mm HSMよりも、写真に奥行きを感じます。 もっと使ってやらないとなぁ。ごめんよ!

影の魅力

影が魅力的なのは、なぜだろう?

昔から、影が好きだ。
でも、どうして影が好きなんだろう。

その淡さの、心地良さ。
実在しないことによる、儚さ。
立体の平面化による、異形化。

とにかく、影は私を惹き付ける。

しかし、そこには、常に虚しさがつきまとう。

はっきりしない、虚しさ。
実在しない、虚しさ。
手の届かない、虚しさ。

それは、心の中にしか、存在しない世界。
目には見えていても、触れることのできない世界。
いくら愛しても、報われることのない世界。
全てを失っても、それだけで満たされてしまう世界。

影は、憧れの存在なんだろうな、きっと。

近所の低ガード下

列車が通るその下に

超低い通路があります

竣工は昭和44年8月

高さは1mくらいかな

奥の方はブロック塀

地面はアスファルト

反対側はこんな感じ

過去と未来が錯綜します

少し前に、大人の低ガード下ツアーという記事を読んで、「あ、これなら近所にあるぞ」というわけで、撮りに行ってきました。 高さは1mほどしかないので、大人はしゃがまないと通れません。 しゃがんで通路をくぐり抜けるというのは、大人としては結構恥ずかしい行為なので、これまで見て見ぬ振りをしてきましたが、それを目的としてしまうと、案外恥ずかしくないものですね。 ちょっとした探検隊の気分。一人だけど。 短い通路なんですが、途中で狭く古くなるので、まるでタイムトンネルのようでもありました。 こういうのも、たまには面白いものですね。

共に生きる

けた下制限高 1.7m

鉄筋の生々しさ

身長とほぼ同じ高さ

吹き抜けになってます

連なる枕木

伸びる枝

隙間に溜まる

隙間に生える

未完の壁画

共に生きる

ここは、前回の低ガード下のお隣で、車も通れるだけの幅もあるし、ギリギリ歩いて通れるだけの高さがあります。 前回の物件は、半分コンクリートでベッタリと補修されていて、いまいち魅力に乏しかったというのが正直なところでした。 それに対して、今回の物件は、たくさんの魅力に溢れていて、じっくりと味わうことができました。

一番の魅力は、何といっても、年期の入った無骨さですね。 実用本意で、美的意識なんて一切ないのに、月日を重ねることで、苔むし、草が生えて、とても良い具合に、味わい深い風合いになっています。 人工物と自然が、相手を一方的に排除することなく、お互いを受け入れている。 そんな様子を、とても心地良く感じます。

共に生きるということは、そういうことなんだろうな、と思いましたよ。

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