新ブログの更新状況

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

手の中の目

子供の頃、家にとても怖い本がありました。

ちょっと薄目の本で、中には、海外の絵画がいろいろ載っていました。 中の絵画は、別に普通の絵画だったんですが、裏表紙に載っていたのが、手に目が描かれた絵画だったんです。 手に目が描かれているというだけでも怖いのに、その目の表情が何とも言えない虚ろな感じで、とにかくもう、とても見ていられないほど、怖かったんです。 うっかり見てしまわないように、本棚の奥にしまい込んだのに、本の隙間から、あの虚ろな目がこちらを見ていて、ギョッとしたこともあります。

父の書斎の本棚には、絵画の本やら、文学全集やら、英英辞典やら、いろんな分厚い本が並んでいました。 書斎といっても、子供部屋とベランダの間の部屋で、行き来は自由にできたので、暇な時には、それらの本を適当に開いては眺めていました。 小学生の高学年くらいの頃だったので、文章は飛ばして、面白そうな絵の部分だけを見ていきます。 キリスト教関連の絵だというのはわかりましたが、磔にされて、槍で刺されたりして、ずいぶん残酷な絵だなぁ、と思ったものです。

詳しいことは、さっぱりわかりませんでしたが、子供心に、とても高価で、格式の高い本なんだろうな、というのはわかりました。 でも、それと同時に、その割には、ずいぶん古臭くて、つまんない絵だな、とも思いました。 だって、描かれている人達は、皆、苦しそうだし、絵に動きがないので、すぐに飽きてしまいます。 でも、あの絵だけは違いました。 何か、強烈なメッセージを、有無を言わさず、無言で私に送りつけてくるのです。

あれだけ怖がってたのに、もう一度、あの絵を見てみたかったりします。

スポンサーサイト

行き詰まり

PhotoMaster 3の開発ですが、ちょっと行き詰まっています。

基本的な部分はすでにできあがっていて、日常の使用にはさほど困らないため、開発を進めていこうという意欲が下がってきています。 また、新しい機能を追加しようとしても、無理に隙間に押し込むような形になって、あちこちで歪みが出てきてしまいます。 さらに、全体的な使い勝手がどうも納得いかなくて、こんなはずじゃなかったのに、と頭を抱えてしまいます。 本当は、あんなことや、こんなこともしたかったのに、全然できてないじゃないか!

でもまあ、それはそれとして、仕方ありませんね。 とにかく、ここまできたんだから、これからも、地道に頑張るしかありません。 いつものことなんですが、開発初期の段階は、なかなか先が見えずに辛い思いをするし、中期には、少しずつ形になっていくのが楽しくて嬉しくなるし、後期に入ると、次第に身動きが取れなくなってきて、また辛くなってきます。 理想と現実とのギャップに、苦しめられるようになります。 でも、ここが踏ん張りどころです。

木を見て森を見ず、なんて言いますが、あまり森が大きくなってしまうと、森全体を見渡すのが難しくなってきます。 森は、木の集まりですが、ただ木を寄せ集めただけじゃなくて、木と木がお互いに関係し合いながら、ひとつの大きな森を作っています。 森の中にも、状態の良い場所もあれば、悪い場所もあります。 木を切っても良い場所もあれば、手をつけてはいけない場所もあります。 良い森を作るためには、面倒でも、そうした一本一本の木の状態を、地道に確認して、対処していくしかないんですよね。

苦しい時期ですが、焦らず、じっくりと、作業を積み重ねていきますね。

大丈夫

きっと、うまくいく。

SOUR 半月

最近のお気に入りの一曲です。
他のPVも素晴らしいので、ぜひ!
面影の先 日々の音色

頑張れ!

私は、「頑張る」という言葉が大好きです。

今では、鬱の人に使ってはいけない言葉の筆頭として、まるで諸悪の根源みたいな扱いを受けてしまっています。 その代わりに、「無理しなくて良いからね」「自分のペースでゆっくりとね」「楽しんでやろうね」といった、生温い言葉がもてはやされています。 もちろん、私だって、時にはそういう言葉も使いますが、だからといって、「頑張る」という言葉を使わないかというと、決してそんなことはありません。 「頑張る」という言葉が相応しいと思った時は、ためらわずに「頑張れ」という言葉を使います。

「頑張る」の辞書的な意味としては、次のようになっています。(広辞苑第五版より引用)

  1. 我意を張り通す。
  2. どこまでも忍耐して努力する。
  3. ある場所を占めて動かない。

こうしてみると、確かに1の意味は、単なる我侭な頑固親父みたいで、あんまり印象は良くありません。 2の意味も、何だか強制労働させられているみたいで、ついつい悲観的になってしまいます。 3の意味は、意思ではなく状態を表しているので、ちょっと意味が違いますね。 ということは、やっぱり、「頑張る」という言葉は、印象が良くないから、使わない方がいいのかなぁ。 でも、ちょっと待ってください。 ただ単に、印象が悪いというだけじゃ、あまりにも思慮が浅過ぎます。 もっと、言葉の意味を掘り下げてみる必要があるんじゃないでしょうか。

1の意味ですが、相手とのやり取りを通じて、共通の認識を得ようとしているのであれば、確かに、我意を張り通すのは間違っています。 でも、自分の将来を決める時や、プレゼンを行う時、個展を開く時、というのは、基本的に、自分から相手への一方通行の働きかけとなります。 もし、外部からの誘惑に負けてしまったり、圧力に屈してしまったら、それで困るのは、自分自身です。 我意を守らなければならない時には、我意を張り通す必要があるのです。

2の意味ですが、1の我意が確立されていることが前提となります。 もし、我意がないにも関わらず、外部からの圧力に負けて、その命令に従っているのだとしたら、それは頑張っているのではなく、ただ服従しているに過ぎません。 頑張るということは、我意、つまり自分の明確な意志があって、初めて頑張れるんですね。 そして、ただ単に我侭を言うのではなくて、その自分の意思に忠実に従って、努力を重ねていって、初めて頑張っていることになるのです。

頑張ることが許されるのは、その価値が充分に認められるだけの、正当な我意(意思)が確立されていて、その実現が切実に求められている場合に限ります。 つまり、切実な我意を実現させるために、自分自身に圧力をかけて、行動を促しているわけですね。 その我意が魅力的なものであれば、その実現は楽しいものになるでしょう。 でも、時には、行動の苦しさに紛れて、その魅力を見失うこともあります。 だから、そういう時こそ、「頑張る」という言葉が生きてくるんですね。

時には、適度に休憩を入れながら、いつまでも頑張っていきたいですね。

αからKへ

退院したら、思い切って、手持ちのカメラを整理しようと考えています。

コンパクトカメラは、もうほとんど処分済みで、手元に残っているのは、DiMAGE 7 UGのみです。 これは、思い出のカメラでもあるし、オークションに出しても2~3千円にしかならないので、このまま手元に残しておくつもりです。 一眼レフは、去年の6月に手に入れたα-7 DIGITALと、今年の7月に手に入れたばかりのK10Dの、2台があります。 αレンズは4本ありますが、Kレンズは1本のみで、どちらでも使えるTakumarレンズが3本あります。

MINOLTAのαには、子供の頃から並々ならぬ思い入れがありましたが、SONYのαになってからは、どうもしっくりこないんですよね。 α700がカタログから消えて、新機種の発表もなく、中古の相場も下がらず、今の私には選択肢がない状態です。 すでに、αレンズは4本あるし、接写リングセットもあるので、αを使い続けたいという気持ちもなくはないんですが、それ以上の積極的な理由が見つからない、というのが、今の正直なところです。

K10Dを手にしてからは、α-7Dの粗がはっきりと見えるようになってしまいました。 色が飽和しやすく、花を撮るとベッタリと原色で塗り潰されてしまうのには、もうこりごりです。 それはそれで、鮮やかに見えなくもないんですが、そればっかりというのは、ちょっと辛いものがあります。 グリップを握ったときの感触は最高だし、高感度ノイズの少なさは立派ですが、K10Dでも、それほど大きな不満があるわけではありません。

もし、手持ちのαを全て処分したとしたら、35,000円くらいになるでしょうか。 無理してαを手元に残しておくよりも、αを処分して、PENTAXに注ぎ込んだ方が、幸せになれるんじゃないかなぁ。 だとしたら、どこにお金をつぎ込むべきか。 今は、18-55mmだけなので、55-200mmがあるといいかな。 でも、αでも、望遠レンズはほとんど使わなかったしなぁ。 純正の17-70mmは高いから、SIGMAの17-70mmか、18-125mmがいいかも。 換算200mmもあれば、望遠は十分かな。

場合によっては、K10DK20Dに変えるというのもいいかも。 1EVほど高感度に強くなるし、ダイナミックレンジ拡張も使えるし、ライブビューが使えて、AWBも改善されて、AFの微調整もできて、バッテリーの持ちも良くなって、K10Dとの差額は2~3万円。 う~ん、いいかも。 ただ、K10Dを手に入れてから、まだ2ヶ月も経ってないし、1460万画素は、私にはあまりにもオーバースペックです。 それに、今はまだ高過ぎて手が出ませんが、どうせ買い替えるなら、K-7の方がずっと魅力的です。

というわけで、αを処分して、K10D用のレンズを揃えることになりそうです。

K10Dレンズ選び

K10D用に欲しいレンズの候補を挙げてみました。

メーカー 型番 換算焦点距離 最大倍率 新品最安値 中古相場
PENTAX 17-70mm F4 AL SDM 26-105mm 0.31倍 50,000円 40,000円
PENTAX 50-200mm F4-5.6 ED 75-300mm 0.24倍 16,000円 10,000円
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO 26-105mm 0.43倍 34,000円 23,000円
SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC HSM 27-188mm 0.26倍 35,000円 27,000円
TAMRON 28-75mm F2.8 MACRO Model A09 42-113mm 0.26倍 32,000円 23,000円
TAMRON 90mm F2.8 MACRO 135mm 1.00倍 35,000円 25,000円

予算は、手持ちのαを全て処分して35,000~40,000円、それに若干上乗せして、50,000円といったところでしょうか。 純正レンズは、ぜひ押さえておきたいところですが、17-70mm F4は中古でも高いし、50-200mm F4-5.6は、レンズ交換が面倒だなぁ、なんて思ってしまいます。 また、どちらもあまり明るいレンズではないので、高感度に弱いK10Dには、ちょっと辛いところがあります。

SIGMAの17-70mmは、ズームの幅がそこそこ広く、マクロに強く、値段も安くて、かなり魅力的なレンズです。 18-128mmも、換算焦点距離が27-188mmと、DiMAGE A1の28-200mmと、ほぼ同等になります。 A1の画角には全く不満がなかったので、これは有り難いです。 マクロは0.25倍もあれば、私には十分です。 開放F値がやや暗めですが、旅のお供には最高の1本になりそうです。 ただ、SIGMAは、28-80mmで失敗しているのと、ズームリングの方向が逆なのが、ちょっと気がかりです。

TAMRONの28-75mmは、ズーム全域F2.8と明るいのが嬉しいですね。 暗い室内での撮影に便利だし、ボケを生かした柔らかい描写も期待できそうです。 広角端が換算42mmになり、ちょっと画角の狭さが気になりますが、散歩用にはちょうど良さそうです。 90mm MACROは、安い割には評判も良く、本格的なマクロ撮影を楽しむには良さそうです。 ただ、かつてD7やA1用に買ったクローズアップレンズを、ほとんど使わなかったという過去があるので、微妙なところではあります。

現在の、K10D + 18-55mm F3.5-5.6での大きな不満は、高感度に弱いこと、望遠が足りないことの2つです。 さらに、主な用途は、屋外でのスナップ、屋内の物撮りとミーちゃん撮影。 屋外では、なるべくレンズ1本だけで済ませたい。 となると、屋外では、SIGMA 18-125mm F3.8-5.6、屋内では、TAMRON 28-75mm F2.8、ということになるでしょうか。 どちらも中古で買えば、ちょうど予算ピッタリの50,000円となります。 よし、この2本で決まりかな?

レンズが増えると、撮影の楽しみも広がりますね。

K10Dレンズ選び終了

K10D用に新たに購入するレンスが決定しました。

メーカー 型番 換算焦点距離 最大倍率 新品最安値 中古相場
TAMRON 28-75mm F2.8 MACRO A09 42-113mm 0.26倍 32,000円 23,000円
TAMRON 18-250mm F3.5-6.3 MACRO A18 27-375mm 0.29倍 41,000円 25,000円

結局、SIGMA 18-125mmはやめて、TAMRON 18-250mmにしました。 やっぱり、ズームリングの回転方向が違うと混乱しそうだし、SIGMAの描写がどうも好きになれなかったんですよね。 TAMRONでは、17-50mmの次がいきなり18-200mmになってしまうんですが、18-200mmよりも18-250mmの方が、広角での描写がよりシャープに写るらしいので、18-250mmにすることにしました。 SIGMAは、TAMRONよりもシャープに写るみたいなんですが、どうも色とボケが好みに合わないんですよね。

ちょっと気になったので、メーカー別にリングの回転方向を調べてみました。

メーカー ピント ズーム
Nikon
PENTAX
TAMRON
SONY
Panasonic
Canon
OLYMPUS
SIGMA
Tokina

こうして見てみると、ピントリングとズームリングで向きが反対になってるものもあったりして、もう滅茶苦茶ですね。 私としては、DiMAGE 5からずっと、ズームリングは右から左の方向で慣れてしまっているので、これからもこの方向でいきたいものです。 これまで手にしたカメラの中で、SONY DSC-R1だけは向きが反対だったんですが、やっぱりなかなか慣れませんでしたからね。 両方慣れておくに越したことはないんでしょうが、無理して慣れるほどのものでもありませんよね。

28-75mmは室内と散歩用、18-250mmは行事と旅行用、といった感じで使い分けることにします。 単焦点は、Takumar三兄弟がいるので、もう十分ですね。 問題は、手持ちの18-55mmをどうするかですが、軽量を活かしてサイクリング用にするかも。 18-250mmと描写の比較をして、差がないようなら売りに出すかもしれません。 でも、唯一の純正レンズなので、やっぱり残しておこうかな。

後は、安く手に入るのを祈るばかりです。

写真という架け橋

長かった入院生活も、明日でいよいよ終わりです。

結局、17泊の入院中に撮った写真は、全部で309枚。 我ながら、良く撮ったなぁ、と思います。 最初のうちは、いつもの調子で、院内の風景をそのまま撮っていたんですが、主要な場所は、あっという間に撮り尽くしてしまいました。 次に、その時々の表情を撮るように心掛けましたが、それにしたって、そう大きく変わるものではありません。 さあ、困った。どうしよう?

そうして思いついたのが、自分を入れて撮る、というアイデアです。 他にもう撮るものがない、という状態での苦肉の策だったんですが、これが意外と面白くて、とても新鮮でした。 普通の風景写真でも、構図を工夫すれば、いろんな撮り方ができますが、洗練されていくうちに、どうしても限られてきてしまいます。 でも、そこに自分自身を入れ込むことで、風景単体ではとても実現できないほどの自由を得ることができたのです。

これまでずっと、土門拳の「絶対非演出の絶対スナップ」を信条としてきたんですが、たまにはこういうのもありかな、と思うようになりました。 確かに、写真の記録性という面に注目すれば、絶対非演出というのは、あるべき姿だといえます。 でも、人が言葉を介して自分の意思を伝えるように、写真を介して自分の意思を伝えることだって、許されるはずです。 撮影者が、その写真の中に積極的に介入していくのも、写真の表現性という面から見れば、決して悪くはないはずです。

これまでずっと、撮影者は、被写体と鑑賞者を橋渡しする、仲介者であるべきだ、と考えてきました。 でも、撮影者、被写体、鑑賞者が対等な関係だとしたら、被写体が、撮影者と鑑賞者の仲を取り持つ役割を担っても、悪くないはずです。 場合によっては、鑑賞者が、撮影者と被写体の関係を見守るという構図だってあるはずです。 理想としては、撮影者、被写体、鑑賞者が、等しくあるべきですが、どれかを仲間はずれにしなければ、どこかに重心を移したって良いはずです。

写真という架け橋を通して、もっと自由に、行き来できるようにしたいですね。

退院したら…

前に住んでいたアパートが、なくなっていました。

綺麗さっぱり、跡形もなく。

バス停の周りの畑も、すっかりなくなって。

広々とした、駐車場になっていました。

外の車が、灰まみれ。

部屋の中も、灰まみれでした。

Snow Leopardに噛まれた!

早速、Mac OS X 10.6 Snow Leopardを買って、上書きインストールしてみました。

  • プリンタEPSON PM-G820のドライバーがない
  • PENTAX PHOTO Laboratoryが起動直後に落ちる
  • FireFox 3.5.3で、カラーマネージメントが正しく動作しない

この間、プリンタの詰め替えインクを買ったばっかりなのに…。 K10Dで、RAW現像ができなくなっちゃったよ…。 上書きインストールしちゃったから、もう元に戻せない…。 まあ、どうせプリンタなんて滅多に使わないし、RAW現像はWindowsでもできるし、FireFoxの代わりにSafariを使えばいいし、何とかなりそうではありますが、OSのアップグレードでここまで問題が起きたのは、初めてかも。

何となく、動作が軽快になったし、Exposeは使いやすくなったし、ファイル名の編集時にコンテキストメニューが使えるようになったし、アイコンがちゃんとカラーマッチングされるようになったし、噂通り、細かい部分がずいぶん改善されていて、使い勝手はなかなか良好です。 ことえりの環境設定に、「数字を全角で入力」というチェック項目が増えていて、これのチェックを外すことで、数字を常に半角で入力できるようになりました。

PhotoMaster 3は、とりあえず問題なく動作していますが、サムネイルを選択した時に、フォントが変わることがあるようです。 iKeyboard 3、MT Log Readerは、特に問題はなさそうです。 REALbasic 2009 Release 3、Einhugur plugins、Monkeybread pluginsも、今のところ、問題なく使えそうです。 とりあえず、ソフト開発環境に関しては、安心しても良さそうですね。

Snow Leopardがちゃんと使えるようになる日を、楽しみにしています。

FOTOS 8

ギャラリー杜で開催中の「FOTOS 8」を観てきました。

写真家5人によるグループ展です。 8となっているのは、8人じゃなくて、2002年からの8回目の開催という意味のようです。 この5人の写真家さん達が、アマチュアなのかプロなのかは知りませんが、私が観て感じたことを、正直に書いてみます。 私が良いと感じた順番で、タイトル、撮影者、解説、感想を書いていきますね。

1位 「湾岸地帯」 児玉 龍郎

鹿児島の新しい風景と古い佇まいを交互に見ながら、湾岸沿いの道を歩く旅。 海からの風に吹かれて、歴史とか、環境とか考えてみる。
  • 勢いがあって、元気が良い。
  • そこに集まる人達のドラマを感じる。
  • 色が濃くて力強い。

2位 「存在」 下田平 久身子

そこにあるだけでいい。 何故か閑かな佇まいのものに魅かれる。 そんなものを写真にしたい。と思った。
  • タイトル通り、圧倒的な存在感。
  • 好きなものに対する感性が鋭い。
  • 暗い闇と空間の広がりが印象的。

3位 「野の辺」 柳田 政浩

山野を駆け回った少年時代。 忘れることのない原風景が数多くある。 時代の流れと共に変わりゆく景色。 遠い記憶と旅をしながら野の道を歩いた。
  • 静かで落ち着いた雰囲気。
  • 丁寧に風景を切り取っている。
  • 淡いモノクロが哀愁を誘う。

4位 「ねぶりめの島」 吉岡 康弘

この島にある人が作り出したモノはやがてその役目を終え、眠ってしまうのだろう。 茂るのは草木ばかり。
  • いわゆる廃墟写真。
  • 似たような写真が多くて単調。
  • ねぶりめが「眠り目」だとわからなかった。

5位 「Leaves」 米倉 保幸

芽吹きの頃の空気の匂い、薫風に踊る葉音、夏の薄暗い緑陰、葉たちを見るとき視覚以外の五感で季節を感じている。 何気に見て感じている風景の中の葉たち、自然の中では一枚一枚に主人公の物語がある。
  • よくある葉っぱの写真。
  • 普通に綺麗。
  • 素直な視点。

5人中3人が、廃墟系の写真ということで、ちょっと廃退的な雰囲気の写真展でした。 私も、こういう写真は好きだったし、良く撮っていましたが、正直なところ、もはや食傷気味で、今さら感が強かったです。 「存在」だけは、その視点の鋭さを感じましたが、自己主張のその先が見えなくて、ちょっと残念でした。 「湾岸地帯」は、普通のスナップ写真なんですが、廃墟系の死んだ写真が多い中で、猛烈な「生きる」エネルギーを発していました。

というわけで、私の心が動いたのは、残念ながら「湾岸地帯」と「存在」の2つだけでした。 でも、この2つからは、なかなか良い刺激を受けたので、観にきて良かったです。 私としては、「Leaves」的な写真を撮ることが多いんですが、写真展となると、ただ普通に撮るだけでは、どうしても物足りなく感じてしまいます。 全体的なバランスが良いだけでは、普通に綺麗な写真止まりになってしまうので、どこかハッキリとした特徴がないと、写真は面白くなりませんね。

とても良い勉強になりました。どうもありがとうございました。

プロフィール

K-Hyodo

K-Hyodo

本名:兵頭 薫
鹿児島の30代男性
ソフトウェア作家を目指す

コメント・拍手は大歓迎!

K-Hyodo's Soft

どのソフトも、
Mac & Windows 両対応!

iKeyboard 3

本気で覚えるための、
キーボード練習ソフト。

ベクターソフトレビュー


PhotoMaster 2

撮影を楽しむための、
デジカメ写真管理ソフト。

ベクターソフトレビュー

Vector Best Online Soft of 2004


iKeyboard 2

ブログを読み返すための、
バックアップ表示ソフト

窓の杜 今日のお気に入り


マルチプラットフォームの統合開発環境REALbasicで開発しています。

Twitter

 

カレンダー

08 | 2009/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

ブログ内検索

アクセスカウンター

読書メーター

K-Hyodoさんの読書メーター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。