桜島を歩こう 白浜〜赤生原編
2008/05/13 20:56 写真集
桜島一周も、いよいよ最終回ですよ。
相変わらず人気の少ない道を、黙々と歩き続けます。 時刻は、もうすぐ午後6時になろうとしています。 黄色い夕焼けが、アスファルトの地面を照らします。 予定では、午後7時には終わってるはずだったのになぁ。 ふと気がつくと、これまでの撮影枚数は700枚以上。 1枚当たり10秒とすると、700枚で7,000秒、約2時間ほど余計に時間を使っていることになります。 ということは、フェリー乗り場には午後9時以降の到着になるのか。
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長い山岳コースが終わり、人里に下りてくると、ホッと気持ちが緩みます。 そのせいか、急に足の痛みが増したように感じます。 泣いても笑っても、残り1/3だ。 普通に歩いていれば、そのうち着くさ。 すると、目の前に得体の知れないモニュメントが現れました。 その異様さにギョッとしましたが、どうやら漁の安全を願うための神社のようです。
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白浜温泉センターの近くでは、やっと何人かの通行人の姿を見ることができました。 何だか、人の姿を見るのは、ずいぶん久し振りだなぁ。 でも、帰路に着く女の子の後ろ姿を見ていると、自分も早く家に帰りたくなってきました。 さっきまでうるさく鳴いていた鳥達も、今ではすっかりなりをひそめています。 心細さが、ギュウギュウと胸を締め付けます。
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日は沈み、猛烈な勢いで闇が迫ってきます。 通行人はいなくなり、たまに自動車が猛烈なスピードで通り過ぎていきます。 街灯は少なく、足元もおぼつかないほどに暗くなってしまいました。 これはまずい。 身の危険を感じて、バッグから自転車用のLEDライトを取り出します。 万が一のために持ってきておいて良かったな。 もはや感度を最高に上げても撮影できなくなり、カメラもしまってしまいました。
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慣れない土地で、真っ暗闇の中、ただ一人、黙々と歩き続けます。 どこかへ逃げ出したい気持ち。どこにも逃げられない現実。 できることは、ただ歩を前に進めることだけ。 赤生原の港から、鹿児島市の明かりが見えました。 よし、もうすぐだ! 痛む足に鞭打って、急ぎ足で歩きます。ラストスパート。 道を大きく左に曲がると、懐かしい桜島港が見えました。 やった!ついに帰ってきたぞ!
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フェリーの椅子が、もう最高に気持ち良かったですよ。 良く頑張った、俺!
























































