D7のグリップをチューンナップ!

DiMAGE 7UGのグリップを、握りやすいように改造してみました。

D7は、パッと見は本格一眼レフカメラっぽく見えるわけですが、実際に握ってみると、意外とコンパクトなんですよね。 しかも、「女性の手にも馴染むように」という配慮から、グリップも小さめになっています。 でも、D7はどう考えても男受けするマニアックなカメラです。 改良版のD7i/D7Hiでは、グリップの形状が分厚いものに変更されて、男性の手でしっかり握れるようになりました。

D7は、ソフトウェアの有償アップグレードで、D7i相当のD7UGにすることができたわけですが、当然ながらグリップの形状までは変えることはできません。 じゃあどうするかというと、改造ですよ、改造。 布テープを重ね貼りすることで、簡単にグリップを好みの大きさにすることができるんですよ。 薬指と小指の部分を補うように、滑らかに山を作っていくのがポイントですね。 厚さの目安は、ズームリングの手前あたり、ちょうど1.2cm増しといったところでしょうか。

実は、以前使っていた時にも、同じような改造をしたことがあるんですよ。 上の2枚がそれなんですが、布テープの上に両面テープを貼り、さらに自己融着テープを貼って、最終仕上げをしています。 今度のD7も、しばらく布テープのままで様子をみて、形状の微調整をしてから、自己融着テープで仕上げるつもりです。 これでまた、D7での撮影が楽しくなりそうです。

楽しみは、自分で作ろう、どこまでも。

地道

地道に、コツコツと、生きていこう。

南国の雪景色

ぎしり、ぎしりと、雪を踏みしめる音が、聞こえてきそう。

iKeyboard 3の例題表示

ようやく、例題表示ができるようになりました。

まずは、その元になる文字データを格納するクラスを作り、それを読み出すクラスを作り、データを表示するクラスを作り、最後に入出力を制御するクラスを作れば、目出たく練習ができるようになるわけですが、そう簡単にはいきませんでした。 とりあえず、データ格納クラスとデータ読み出しクラスはすんなり作れたんですが、データ表示クラスのところでつまずいてしまいました。

データ表示クラスでは、行、単語、文字という3つの要素ごとにスプライトを表示させるわけですが、それらのデータ構造を階層化すべきなのか、ひとつのクラスで同時に管理すべきなのか、それぞれの管理用のクラスを用意するべきなのか、ついつい悩んでしまって、なかなか答が出なかったんですよ。 元々のデータ格納クラスは階層化されているので、それに合わせるべきか、それともデータ格納クラスにスプライトを統合するべきなのか。一体どれが正しい答なのか見当がつかずに、すっかり混乱してしまいました。

結局、とりあえず画面に表示させるとこまでやってみよう、というわけで、それぞれの要素ごとにスプライトを配列で用意するというやり方で進めてみました。 方針さえ決まってしまえば早いもので、すぐにサンプルデータを表示するまでになりました。 ただ、このやり方で良かったかというと、どうも良くないようです。 とりあえず、このままの状態で、位置や配色の微調整をしながら、じっくりリファクタリングをしていくことにします。

今回の例題表示の特徴は、単語用のスプライトの幅を狭くして、見た目の圧迫感を減らしたことです。 見ようによっては、台の上にキーが載っているようにも見えます。 行のスプライトも、単語のスプライトの下に敷くような形で表示していますが、これは必要なさそうなので、もしかしたらなくすかもしれません。 今回は、宙に浮いている感じを出したいので、なるべく表示もシンプルにしていくつもりです。 ただ、黒背景は目に負担がかかりそうなので、白背景と切り替えられるようにするかもしれません。

後は、入出力クラスを実装すれば、ついに練習できるようになります。よ〜し、頑張るぞ〜!

具象と抽象の間

写真というのは、結局のところ、そういうことだと思うのです。

私はその昔、「見たまま写真」を標榜していたわけですが、今思うと、具象の世界にこだわり過ぎていたようです。 確かに、目の前にある光景に感動して、それを手元に残したいという願いから写真を撮ることはあります。 でも、写真を撮る理由がそれだけかというと、それだけじゃないんですよね。 目の前の光景から感じ取った微弱な刺激を、カメラという増幅器にかけて、写真というわかりやすい形にして保存するということだって、日常的に行われていることです。

誰かが映画を観て、感激したとします。 その人が興奮を抑えきれずに、その感激を言葉にします。 すると、その言葉の影響を受けて、その映画を観ていなくても、相手の感動に感動してしまうことがあります。 そして、中には、その言葉の魔力に取り憑かれて、本来の感動とは離れたところで、感動のための感動を追い求める人もいます。 つまり、演出された世界を愛してしまっているわけですね。 そこには、現実からは得られないような、大きな喜びがある!というわけです。

現実の世界に感動することも、仲間と感動を共有することも、日常生活の中では、どちらも良くあることです。 撮る側の人間がそうである以上、人間の撮る写真もまた、二つの面を併せ持つことになります。 つまり、具象と抽象です。 私達は、常に具象と抽象の間を行き来しながら、たくさんの感動を味わっているのです。 それは、どちら側のものであれ、とても素晴らしいものです。

「見たまま写真」に行き詰まりを感じた私は、イメージ写真に取り組もうとしたことがあります。 まず、撮りたいもののイメージを作り上げて、それに合った被写体を探して撮ろうとしたんです。 でも、そんな都合の良い被写体なんて、そう見つかるものでもなく、この方法はすぐに挫折しました。 それ以前に、全く何もない状態から、自分だけのイメージを作り上げるなんて、最初から無理なんだということにも気づきました。

まず、被写体との出会いがあり、そこから私の中に感動が生まれ、それが私に行動を促して、撮影という形で被写体に働きかけていくことになるんですよね。 被写体のことしか見てなかったら、面白味のない写真になってしまうし、自分のことしか見てなかったとしたら、独りよがりな写真になってしまいます。 被写体から得られるイメージと、ファインダーに映る現実の像が一致した時に、初めて一枚の写真として完成するんでしょうね。

具象と抽象が強く結びついてこそ、写真に力が生まれてくるように思います。

勢い

ここぞとばかり、こころをきめて、とびだそう!

光回線に変えたよ

ついに、光回線を入れてしまいました。

これまで使っていたのは、Yahoo! BBのADSL 12MBでした。 1年ちょっと前に、iMacを買った時の割り引きに惹かれて導入したわけですが、通信速度も4Mbps出ていたし、それまでのフレッツADSL 8MBと違って、回線が頻繁に切れることもなく、安定して動作していました。 なので、特に光回線に変える必要はなかったわけですが、昨年末からNTTからの勧誘が物凄かったんですよ。

最初は、NTTの代理店から電話があって、導入手数料を半額にするという条件でした。 これはお得かも?というわけで、工事の下見までしてもらってたんですが、それでも1万円以上の出費だし、Yahoo! BBの解約手続きなどを考えると面倒になって、途中でキャンセルしたんです。 すると今度は、鹿児島のローカルプロバイダであるシナプスから連絡があり、手数料無料、5,000円の商品券付き、半年間のプロバイダ料金無料という特典てんこもりの条件に変わっていました。

私も再びその気になって、AEONのシナプスまで話を聞きに行ってきたんですが、月々の支払いが意外と高くて、再び断念。 ところが、その直後にまたNTTの代理店から電話があり、同じ条件を示してきました。 私もいい加減うんざりしながら断ると、向こうも相当プレッシャーがかかっているようで、うやむやな受け答えをしながら、無理矢理契約に同意したものとして話を進めようとするではありませんか。

普段から温厚な私もさすがに頭にきて、「さっきからお断りしているでしょうが!」と声を荒げると、向こうはそそくさと電話を切りました。 もう絶対に光回線なんかにするものか! そう心に誓ったものの、念のために、現在の通信費をもう一度計算し直してみることにしました。 NTTに2,200円、シナプスに2,100円、Yahoo! BBに4,300円で、合計8,600円。 もし、NTTの光回線に変えると、全部込みで8,200円。 なんだ、光回線の方が安いじゃないか!

メールとホームページの関係で、ずっとシナプスの契約を続けていたんですが、それが光回線の値上がり分と相殺されて、若干ながら値下がりに繋がったわけです。 しまった!光回線にしとけば良かった! でも、私もあそこまではっきりと断ってしまった手前、こちらからお願いするわけにはいきません。 まあ、今のYahoo! BBでも特に不満があるわけじゃないし、まあいいか。

すると、今度はNTTの本家の方から電話がきました。 しめしめと思いつつ、とりあえず、これまでのいきさつを全て話します。 さすが本家だけあって、電話の対応はとても腰が低く、代理店の不手際であることを強調しつつ、丁寧にお詫びをしてくれました。 そこまで言うのならと、私もOKを出すと、今すぐ説明員がお宅に伺います、と言うではありませんか。 通産省からアナログ回線から光回線に切り替えるよう通達が来ているとかで、相当プレッシャーがかかっているようです。

すでに部屋の下見も終わっているということで、工事の日にちもすぐに決まって、今日めでたく光回線が開通したというわけです。 元々、光回線には興味がなかったし、値下がりもわずかだったので、正直なところ回線を変える必要はほとんどなかったんですが、まさにNTTの粘り勝ちですね。 結局、費用は一切かからず、半年間のプロバイダ料金無料になったわけですから、逆に得したことになります。 途中、何かと嫌な思いもしましたが、結果的には良かったかな。

ささっと設定を済まして、最初にYahoo!のトップページを開くと、明らかに表示が速くなっています。 通信速度としては10Mbps程度という話を聞いていたんですが、体感速度はそれ以上です。 GyaOのスピードテストをしてみると、なんと20Mbpsも出ていました。 これまでが4Mbpsだったので、5倍もの速度アップです。 いやいや、光回線に変えて、本当に良かったなぁ。

光回線にまだ変えてない方は、この機会にぜひ検討してみてくださいね。

DiMAGE 7 RAW覚え書き

先日の散歩で気づいたことを、忘れないうちに書いておきますね。

D7でのRAW撮影で、一番特徴的なのは、記録に20秒かかるということです。 1回シャッターボタンを押したら、メモリーカードへの記録が終わる20秒の間、ひたすら待つことになります。 その間は、EVFもブラックアウトしてしまい、操作は一切受け付けなくなります。 10秒だったら、1から10まで数えるだけで済むのですが、20秒だとそれをもう一度繰り返さなければなりません。 これは、撮影間隔としては、かなり長い時間です。

ただじっと待っているのはもったいないので、その間に次に撮りたいものを探します。 D7はAFものんびりしているし、私もマニュアル露出で撮っているので、ゆったりしたリズムで撮るように心掛けます。 ゆったりついでに、撮れた写真を確認してみるのもいいんですが、残念ながらRAWでは拡大再生ができません。 D7はピントを外すことが多いので、これでは困ってしまいます。 なので、望遠マクロで植物を撮る時など、AFの苦手な状況の時は、なるべくMFを使うようにします。

電池食いで有名だったD7ですが、今では充電池の性能が向上したお陰で、安心して使えるようになっています。 以前使っていた時は、富士フィルムの2500mAのものを使っていたんですが、確かJPEG撮りで300枚以上は撮れていました。 今は2000mAのエネループを使っているんですが、140枚で残量警告が出て、160枚で電池切れとなってしまいました。 これは、エネループの容量が少ないからというよりは、RAWの記録に電力を食っているということなんでしょうね。

DiMAGE Viewerでの現像ですが、Mac mini Core 2 Duo 2.0GHzのRossetaで、1枚当たり約16秒、Phenom 9600 2.3GHz Windows XP SP2で約8秒でした。 以前、iMac Core 2 Duo 2.16MHz BootCamp WindowsXP SP2で測定した時は6.6秒ということだったので、ちょっと残念な結果になってしまいました。 それでも、160枚を約20分で現像してしまうんですから大したものです。 PowerPC 1.2GHzの時は、1枚当たり20秒、160枚で50分以上もかかってたんですからね。

撮影中は、こまめにマスクでCWBを取っていたんですが、こんな快晴でも、測定値は大体6,500〜8,500Kになっていました。 でも、8,500Kだと赤過ぎるし、6,500Kだと青過ぎるし、結局は曇天と同じ7,500Kで一括現像することにしました。 A1の時は、5,800Kで現像することが多かったんですが、D7では7,500Kが基準になりそうです。 カラー設定はカメラオリジナル色空間(AdobeRGB)で、標準ではコントラストか強過ぎるので-3に落としています。

以前は、ホワイトバランスを晴天に固定して撮っていたので、いつも青白い写真になっていました。 それが、ちょうど色褪せたカラー写真のように見えたので、ずっと「D7はフィルム写真のような渋い写りをするなぁ」と思っていたんですが、それは勘違いだったようです。 また、彩度やコントラストは標準のまま使っていたので、コントラストの高さには苦労させられました。 ハマった時は綺麗に撮れるんですが、それ以外の時はガッカリすることが多かったんですよね。

それだけに、D7写真の変貌ぶりには、本当に驚いてしまいました。 JPEGからRAWに変えたというのもあるかもしれませんが、以前は全然使いこなせていたかったんだなぁと、つくづく思いました。 R1と比べてしまうと、艶がなくて地味な印象なんですが、どっしりとした色乗りは私好みです。 明るい光を撮るなら断然R1なんですが、暗い闇を撮るならD7の圧勝ですね。 小さいセンサーのダイナミックレンジの狭さが、逆に漆黒の世界を写し出してくれるんですよ。 暗部にしっかりと色が残るのもいいですね。

というわけで、当分はD7での撮影が続きそうです。

あいまい

折り重なるように、光ったり、陰ったり。

励まし

疲れた心の中に、するすると入り込んでいきます。

うなだれ

癒しなんか、いらない。
慰めなんか、いらない。
空を見上げる、力が欲しい。

DiMAGE 7と春のお散歩(後編)

春のお散歩、午後の部ですよ。

途中、桜島を一望できる、ギャラリー付きのカフェがあるんですが、柄じゃないなと躊躇したものの、春の陽気に背中を押されて、思い切って入ってみました。 ギャラリーの展示はいまいちぱっとしませんでしたが、店内から眺める桜島は、いつもとはちょっと違った印象でした。 こういう店に一人で入るなんて、自分でも驚いてしまいましたが、たまにはいいもんですね。

500円のコーヒーを飲んだ後に、150円のパンを買って、公園のベンチに座って食べます。 たまにパン屑を鳩に与えながら、これから何を撮ろうかなぁと、ぼんやり考えます。 考えたところで、答はもう決まっています。 撮る前から撮ろうと決めたものなんて、撮ったって面白くも何ともないや。 撮りたいと思った時に、撮りたいと思ったものを、撮りたいように撮るのが一番だな。

いつもの散歩コースのグリーンベルト。 その入口にある交番の隣には、草木が生い茂る空き地があります。 いつも、いい場所だなぁと思いながら外から撮るくらいだったんですが、急に中に入って撮ってみたくなりました。 D7なら、きっと満足のいく写真が撮れそうな気がする。 R1でも、撮れば撮ったで良い写真が撮れるわけですが、こうして撮る気にさせてくれるところが、D7の不思議な魅力なんですよね。

こうした木漏れ日写真というのは、私の得意中の得意分野なわけですが、なんだか代わり映えがしないような気がして、一時期遠ざかっていたことがありました。 好きで撮ってるんだからそれでいいじゃないかと開き直ってみたものの、やっぱりどこか後ろめたさのようなものを感じて、どうもすっきりしないことが多かったんですが、今日は違います。 撮りたいものがあり過ぎて、撮影が追いつかないくらいです。

自分の好みや興味なんて、そう変わるもんじゃありません。 撮影の技術だって、基本さえ押さえておけば、そう変わるもんじゃありません。 でも、モノを観る目というのは、いくらでも変わっていくように思います。 パターン化させてしまえば撮るのは簡単ですが、すぐに飽きてしまいます。 無理にパターンを外しても、嫌らしい写真になるだけです。 大切なのは、自分とモノとの関係を、自分の目でしっかりと見定めること、ただそれだけです。

D7は、その一番大切なことを、はっきりと思い出させてくれました。どうもありがとう!

DiMAGE 7と春のお散歩(前編)

今日も快晴。そして風も穏やか。絶好のお散歩日和です。

お昼前に、D7を持って散歩に出かけます。 雲が数えるほどしかない青空は、どこまでも青く澄んでいます。 こんな時は、R1が素晴らしい写りをしてくれるんですが、D7はどれだけ対抗できるのでしょうか。 R1の艶やかさには太刀打ちできないものの、爽やかさはなかなかのものです。 空気は冷たいけど、日差しは眩しく、暖かです。 ああ、生きてるって素晴らしい!

木々の葉はまだ落ちたままでちょっと寒々しいんですが、地面に目を向けると、小さな花がいくつも咲いていました。 おお、春は足元からやってくるんですね。 本当は、太陽の光から始まって、少しずつ寒さの芯が抜けてきて、そうした環境の変化に草花がきちんと反応しているんですよね。 年が明けると、「暦の上では春ですが…」なんて言ったりしますが、やっぱり春は来ていたんですね。

名も知らぬ雑草でも、その新緑の輝きはとても美しいものです。 ひんやりとした空気とぽかぽかした日差しを同時に感じながら、地面に這いつくばるようにして、その輝きを眺めます。 RAWを記録し終わるまでの20秒。 その間に、次のターゲットを探します。 あれもいいな、これもいいな。 次の1枚を撮ったら、また20秒待たなければなりません。 でも、そうやって迷いながら選ぶのって、ショッピングみたいで楽しいですね。

R1では、目の前の光景をあるがままに受け入れるような、どちらかというと受動的な撮り方になるんですが、D7の場合は、もっと積極的な、自分の好きな光景を追い求めていくような撮り方になるんですよ。 R1は、撮影能力だけじゃなく画面表示も優秀なので、既製品をカゴに入れる感じ。 D7は、ダイナミックレンジも狭く、画面表示も粗いので、家に帰るまで正確な撮影結果がわかりません。 これは、手作り料理のトキメキと通じるものがありますね。

あれ、これって銀塩愛好家の台詞みたいだなぁ。 でも、D7はEVFを搭載した立派なデジカメです。 画質は粗いながらも、露出や色合いが撮影時に確認でき、リアルタイム・ヒストグラムも表示でき、大まかな撮影結果をその場で確認できるお陰で、安心して自分の抱くイメージを追求することができるんですよね。 技術的な未熟さが、運良く想像力を掻き立ててくれているのかもしれません。

難しいことはわからなくても、写真を観れば、私らしさが戻ってきたって感じませんか?

ゆらめき

見えないものが、ゆらゆらと、揺れています。

DiMAGE 7の真の実力を見よ!

今日は、DiMAGE 7を連れて、鴨池緑地に行ってきました。

というのも、最初にDiMAGE 5を手にした時に、最初に撮りに行った場所が、この鴨池緑地だったんですよ。 DiMAGE 5を手に入れたのが、2004年1月23日。ちょうど4年と1ヶ月前ですね。 生まれて初めての、一眼タイプのカメラ。それも自分だけのマイカメラ。 あの時は、本当に嬉しかったなぁ。 果たして、あの時の感動を再び味わうことができるのでしょうか。

D7の動作は相変わらず遅くて、ピントはなかなか合わないし、頻繁にピントを外すし、RAWの記録に20秒も待たされるし、今日のような突風の吹き荒れる日には、正直ちょっとイライラしますね。 それでも、「今、俺は写真を撮ってるんだぞ!」という充実感は凄まじいものがあります。 D7を手にしているだけで、不思議と撮影のイメージが湧いてくるんですよ。

D5からD7にかけての1年4ヶ月のノウハウが、そうさせているのでしょうか。 でも、R1はすでに1年7ヶ月も使っているので、R1の方が長く使っていることになります。 撮影枚数は、D5/D7Hi/D7UG合わせて1万4千枚、R1は1万7千枚。 やっぱり、R1の方がたくさん撮ってます。 ただ、D5からD7の時期は、私にとって写真撮影の成長期だったんですよね。 その時の興奮を、体が覚えているのかもしれません。

RAW現像もあれこれ悩んだんですが、DiMAGE Viewerのカメラオリジナル色空間のAdobeRGB、ホワイトバランスは曇天、コントラスト-3という設定に落ち着きました。 ホワイトバランスを曇天にしたのは、カスタムホワイトバランスの平均値が、だいたい曇天になったからです。 今日は晴天に恵まれたんですが、ホワイトバランスを晴天にすると、青くなり過ぎちゃうんですよ。

RAWで撮影しているせいか、D7本来のJPEGよりも、A1のRAW現像に近い印象です。 この影の描写は、ミノルタならではの深みのある味わいです。 R1だと、強烈なノイズリダクションで、影の色がなくなってCGっぽくなってしまうんですよね。 また、A1は艶のある爽やかな絵作りでしたが、D7では色にややくすみがあり、独特の渋さを醸し出しています。

久々にD7を手にしたわけですが、以前はこのカメラの実力を全然出せていなかったんだなぁ、とつくづく思いました。 確かに、機械的にも画質的にも、R1からは見劣りする部分も多いんですが、扱い方次第で、R1には撮れないような味のある写真が撮れるんですよね。 もちろん、R1にはR1の良さがあるわけですが、これからはD7とR1の個性を生かした撮影をしていきたいですね。

ぼかぁ、良いカメラに恵まれて、本当に幸せだなぁ。

DiMAGE 7の色空間を比べてみた

DiMAGE 7の色空間は、ちょっと特殊なんですよ。

DiMAGE Viewerに付属のカラープロファイルを調べると、D7 RAWの色空間が、ほぼAdobeRGBの領域をカバーしていることがわかります。 そして、D7 JPEGの色空間は、なるべくセンサーの持つ広大な色空間を活かせるように、sRGBよりも広めになっています。 このことが、何かと物議をかもすことになったわけですが、それももう、今となっては懐かしい昔話ですね。

実は、D7を買い直す時に、最後までD7Hiにしようか迷っていたんですよ。 でも、D7Hiのセンサーは、D7よりも色空間が狭くて、AdobeRGBとsRGBの中間くらいしかなかったんですよ。 RAWで撮るなら、バッファの多いD7Hiの方が快適に撮れたんですが、せっかくほぼAdobeRGBの広色域モニタにしたんですから、色空間の方を重視してD7にしたわけです。

残念ながら、今日は天気が良くなかったので、その広い色空間の実力を試すことはできませんでしたが、代わりに、普通の色空間とカメラオリジナル色空間を比べてみることにしました。 DiMAGE Viewerのカラー設定では、厳密にカラーマッチングを行うか、より見栄えの良い写真的な色にするかを選べるんですよ。 カメラオリジナル色空間にすれば、D7独自の透明感のある写真になるというわけです。

その昔、sRGB環境下で試した時は、色が劇的に変わった記憶があるんですが、AdobeRGB環境になったせいか、あまり大きな色の変化はありませんでした。 通常の色空間では、しっとりと落ち着きのある発色で、ほぼ見た目通りの色になりました。 一方、カメラオリジナル色空間では、コントラストが高くなり、やや明るめになりました。 また、色の純度が上がって、鮮やかさが増しています。

ただし、ハイライト部分は逆に色が薄くなり、遠景はやや霞んだようになってしまいます。 D7の写真は、どこか昔撮ったカラーフィルムのような味わいがあるんですが、この辺りが影響しているのかもしれません。 以前は、ホワイトバランスを太陽光にして撮っていたので、今日のような曇り空だと青みがかっていたんですが、マスクCWBのおかげで、腰のあるしっかりとした発色になりました。

じゃあ、どっちを選ぶかということになるわけですが、正直なところ、まだ何とも言えませんね。 実物と見比べると、普通の色空間の方が良さそうだし、写真だけを見比べると、オリジナル色空間の方が良さそう…。 ただ、カメラのライブビューやヒストグラムは、当然ながらカメラオリジナル色空間なので、やっぱりカメラオリジナル色空間の方がいいかも。

明日は晴れるみたいなので、いろいろ撮り比べてみようっと。

DiMAGE 7UG 再び

なんと、DiMAGE 7UGを落札してしまいました。

これからはR1でいくぜ!なんて宣言しておきながら、どうにも古き良き日々の思い出が忘れられず、散々悩んだ末にヤフオクで入札。美品ながら、相場よりやや高めの10,500円で落札となりました。 ほぼ3年ぶりに手にしたD7は、記憶よりもずっと小さく、おもちゃのように軽かったです。 でも、マグネシウム合金ボディの冷たい感触からは、R1にはない質感の高さを感じました。

まずは、室内や窓からの景色を試し撮りしながら、設定を調整していきます。 以前は、JPEG撮りでホワイトバランスも太陽光固定という、なんとも大雑把な設定で使っていたんですが、今回は、RAW撮影のAdobeRGB現像、ホワイトバランスはマスクを使ったCWBというこだわり設定です。 この新しい設定で、D7はどんな写真を見せてくれるのでしょうか。

DiMAGE Viewerでは、RAWの現像時に、普通の色空間とカメラオリジナル色空間を選べるようになっているんですが、 カメラオリジナルの方がコントラストが高く、暗部が持ち上がって明るくなります。 その代わり、ハイライト部分が圧迫されて色が薄くなってしまいます。 でも、これって今でいうところのダイナミックレンジ拡張と基本的には同じ処理なんじゃないのかな。

D7は、ピントが合うのは遅いし、たまにピントを大きく外すし、RAWだと1枚撮影ごとに20秒ほど待たされるし、とにかくスローテンポなカメラです。 でも、不思議なことに、とても撮るのが楽しいカメラなんですよ。 どういうわけか、カメラを構えていると、どんどん撮影のイメージが膨らんでくるんです。 R1が目の前の光景を記録する感覚なのに対して、D7は心の中のイメージを記録している感覚なんですよね。

これから始まる、新しいD7写真を、お楽しみに!

百均でヘアバンドを買ったよ

アメフラシの撮影の帰りに、ふと百均ショップに入ってみました。

百均というのは不思議なもので、欲しい欲しいと思っているものでも、店に入った途端に思い出せなくなってしまうんですよね。 何か欲しいのがあったはずだったんだけど、なんだったかなぁ。 あれじゃないし、これでもないし。 あ、あれ欲しいな。お、これも欲しい。 なんてやってるうちに、全然違うものばっかり買い込んじゃって、家に帰ってから「しまった!あれ買うの忘れた!」なんて後悔するんですよね。

今回は、元々欲しいものなんてなかったわけですから、気楽なものです。 別に買う気はないけど、百円だから、その気になれば、なんだって買えるんだぞ。 そんなチンケな優越感に浸りながら、ブラブラと店内を見て回ります。 そうだ、輪ゴムを買わなくちゃ。 珍しく、忘れていた欲しかったものを思い出しました。 私の自転車はチェーンがむき出しなので、ズボンの裾を巻き込まないようにするためのベルトが必要だったんです。

専用のベルトは1,000円以上するので、いつもは輪ゴムを使ってるんですが、古くなってすぐ切れるようになっちゃったんですよ。 そこで、代わりになるようなものはないかと探してみたら、ありましたよ。 女性用のヘアバンド。 女性用のコーナーに立つのはちょっと恥ずかしかったですが、モノとしてはこれ以上のものはありません。 色もいろいろありましたが、迷わず黒を選びます。 女の子が付けるのなら、赤とかピンクが好きなんですけどね。

いいものを見つけたなぁ。喜びながらレジに向かいます。 すると、「いらっしゃいませ」といういつもの無表情な営業ボイスの後に、妙に鋭い視線がキラリと光りました。 その視線の先は、もちろん私の坊主頭。 「その頭のどこに縛る毛があるんや!」という無言のツッコミが聞こえてきました。 「いや、いくらヘアバンドとして売ってても、それをヘアバンドとして使うとは限らんがな」と心の中で弁解しつつ、105円を支払います。

早速、買ったばかりのヘアバンドを足につけ、帰路につきました。

hello (again)

やぁ、一年ぶりだね。元気にしてたかい?

寄り添い

時には、まったりと寄り添ってみよう。

インターネットの昔話など

私が、インターネットに初めて触れたのは、大学の研究室でした。

研究室には、286マシンが2台あって、中にはMS-DOSと一太郎4が入っていました。 先輩達は、それを使って卒論を書いていました。 その数年前までは、卒論は手書きで書かれていたんですよ。 そんな中、Windows95が発表されて、お祭り騒ぎが始まりました。 うちの研究室にも、Pentium 120MHzのWindows95パソコンが入り、ついでにインターネットも使えるようになりました。

私は、パソコン歴こそ長いものの、いわゆるパソコン通信とは縁がなかったので、インターネットには興味津々。 技官の人から一通りの説明を受けた後に、友達とドキドキしながら海外のエロ画像を見たのを良く覚えています。 当時は、大手企業ですら、ろくにホームページを持っていなかった時代です。 あるのは、新しい物好きの人達が作ったページや、環境に恵まれた暇な学生が作ったジョークページばかり。 みんな、この新しいおもちゃの遊び方を、あれこれと模索していました。

アクセスがある度に、新幹線の車両が連結されていくだけのページ。 同じように、ビルの階がどんどん増えていくページ。 後ろ泳ぎを解説したりとかの、おバカ系のページも多かったですね。 当時流行っていたエヴァンゲリオンのパロディページもいくつかあって、カヂィゲリオンというのは最高に面白かったなぁ。 私の趣味もあるでしょうが、私にとってインターネットはユーモアに溢れた、刺激的で楽しい世界でした。

自分のホームページを開設したのは、大学院になってからです。 1997年11月14日となっているので、いつの間にか10周年を迎えていたんですね。 この頃には、一般家庭のインターネット接続も普及して、自分のホームページを作ることが一種のステータスになっていました。 少し前のブログみたいなものですね。 でも、そのほとんどは、ただ作っただけの私的で中身のないものばかり。 私は、どうせ作るならと、当時強い関心を持っていた環境問題を主体にしていくことにしました。

ところが、石鹸を題材にした環境問題のページは、内容が専門化するにつれて手に負えなくなり、途中で挫折。 住んでいた学生寮も出てしまったので、日記と写真だけのページになってしまいました。 でも、このホームページのおかげで恋人ができたりして、嬉しいこともありました。 日記は、徒然日記が随想録になって、内容も深いものへと変わっていきました。 写真も、カメラを買い替えるごとにレベルが上がっていきました。 ソフト開発を始めてからは、自作ソフトの紹介がメインになりました。

今では、そのほとんどの役目をブログが引き継いでいます。 元々、交友関係はあまり広い方ではないので、ネット上の交流もさほど多くはありません。 それでも、私ほどインターネットの恩恵を受けている人はいないんじゃないかと思います。 インターネットがなかったら、恋人もできなかったし、文章や写真も上達しなかったし、ソフト開発を始めることもなかったでしょう。 そして、極端に人付き合いの少ない生活の中で、たくさんの人達と知り合い、健全な精神を保ち続けることはできなかったでしょう。

もちろん、インターネットの世界が全てというわけではありませんが、インターネットが私の世界を大きく広げてくれたことは間違いありません。 そういうこともあって、インターネットで情報を発信する時は、インターネットに恩返しができるよう、いつも誠心誠意で、この回線の先に繋がっている誰かのために、何らかの役に立てるよう、努力しているつもりです。 インターネットは、新しい文化の拠点であり、それを作っているのは自分自身だということを、忘れないようにしています。

酒茶漬けさんの記事を読んで、今の子供達は、インターネットをどう捉えているんだろうなと、興味が出てきました。 インターネットを活用するのは良いことだけど、あまり耳年増になって欲しくはないなぁ。 情報収集した後は、なるべく自分の手で実験して、あれこれ検証して欲しいなぁ。 そして、思ったこと、考えたことを、どんどんインターネットで発信して欲しいなぁ。 自分ひとりの手に余ることは、自分達だけでなんとかしようと思わずに、どんどん大人に助けを求めて欲しいなぁ。

そうして、インターネットをどんどん楽しいものにしていけたらいいなぁ。

曲線の美

その曲線が、心に深く、突き刺さります。

相手の判断を奪うなかれ

「まずい料理ですが」と出された料理を、美味しく食べられるわけがありません。

そんな料理の出し方をする人なんているわけがない。 と思うかもしれませんが、実際にそういうことがあったんです。 その人は、よっぽど料理に自信がなかったようで、こんな料理しか出せなくて申し訳ない、という気持ちが強かったようです。 料理なんてものは、よっぽどの間違いをしない限りは、言うほどまずい料理にはならないものです。 その料理も、まずいと言われなければ普通に美味しく食べられる味だったんですが、まずいという言葉のせいで、素直に美味しく食べることができませんでした。

それでは、相手に美味しく食べてもらうためには、どうすれば良いのでしょうか。 自信がなくても、無理にでも笑顔を作って「美味しくできたので是非食べてください!」とでも言うべきなのでしょうか。 いやいや、変に期待させてしまうと、普通に美味しい料理も大したことのない料理になってしまいます。 こういう時は、「お口に合うかどうか」と、素直に判断を相手に委ねるのが一番です。

そもそも、料理がうまいかまずいかなんて、人それぞれの価値基準によって違ってくるわけですから、自分の評価を相手に押し付けること自体が間違っているんです。 「ちょっと辛いかも?」「熱いから気をつけてね」といった、ある程度の客観性を持った言葉であればいいのですが、うまいかまずいかというのは、その人の主観的で最終的な判断なので、そうした言葉を使うということは、相手が判断する機会を奪ってしまうことになるんです。

でも、こうした間違いって、ついついやってしまうんですよね。 あまりの面白さに一気に読んでしまった本があったとします。 この面白さは、一人で味わうにはもったいない。ぜひ、友達にも勧めよう。 そして、あなたは興奮のあまり、こう言ってしまいます。 「この本、絶対に面白いから!」 あ〜あ、やっちゃいましたね。 もし、友達がその本を面白くないと感じたら、とても気まずい思いをすることになるでしょう。

こういう時は、「この本は面白い」ではなくて、「私はこの本を面白いと思った」というように、主語を自分に置き換えてみましょう。 そうすることで、その本はあなたの価値判断から解放されて自由の身になれます。 本を借りた友達も、自由に感想を話すことができるでしょう。 もし、「ピカソは偉大な芸術家だ!」と偉そうに話している偉そうな人がいたとしたら、「ピカソは偉大な芸術家だ!(と、その偉そうな人は思っているようだ)」というように解釈しておきましょう。 ピカソが偉大な芸術家かどうかは、ピカソの作品を観た人が、自分で決めれば良いことですからね。

自分の判断も、相手の判断も、どちらも大切にしていきたいですね。

愛の螺旋

くるりくるりと、絡み合っていきます。

クリックで選択できるようになったよ

iKeyboard 3で、マウスクリックでスプライトを選択できるようになりました。

これまでに、キーと手の表示、そしてキー入力ができるようになっていたわけですが、正直なところ、内部的にはまだおぼつかないところがあって、どうもしっくりきてなかったんですよ。 とりあえず動作はするんだけど、このクラス構造は正しくない。 今は動いたとしても、機能拡張した時に、きっと手直しが必要になるはず。 そろそろ思い切ってリファクタリングしないと、後で痛い目にあいそうだなぁ。

でも、正しくないことは直観でわかるのに、正しい姿がどういうものなのかは、なかなかわからないものなんですよね。 あれこれ手直ししては元に戻したり、しばらく手を休めて、イメージを膨らませてみたり。 そうしているうちに、少しずつ良くなってきたので、選択動作を追加することにしました。 iKeyboardでは、スプライトの背景で入力の状態を表し、枠線で選択の有無を表しています。 基本的には、これまでの入力処理を手直しするだけで、選択処理もいけるはずです。

ところが、そう簡単にはいきませんでした。 これまで、どのクラスが描写を指示するべきか、その責任の所在がはっきりわからずに困っていたんですが、この問題が表面化してきてしまったんです。 これまでは、入力処理だけだったので、描写の責任がどこにあろうとさほど問題にはならなかったんですが、入力処理に加えて選択処理も描写に関わってきたせいで、責任の所在を明らかにする必要が出てきたんです。 ああ、困ったな。一体どのクラスに任せればいいんだろう?

困った時には、焦って無理に事を進めずに、じっくりと関係者の言うことに耳を傾けるのが一番です。 今までは、KeySpriteクラスが描写を指示してきたけど、HintSpriteクラスも同様の処理が必要になるな。 でも、描写の内容はInputerクラスやSelectorクラスの内容によって変わってくるし…。 かといって、実際に必要な処理は、BackDrawerクラスとFrameDrawerクラス、LabelDrawerクラスの3つなんだよなぁ。 あ、InputもSelectも必要ない時はどうすればいいんだろう?

不思議なもので、要素が増えて条件が複雑になったことで、あるべき正しい姿が次第に明確になってきました。 最終的には、各SpriteクラスがInputerクラスとSelectorクラスを備え、この両者が描写の枠組みを提供し、そのサブクラスが描写の詳細を定義して、実際の描写はDrawerモジュールが行うことになりました。 入力や選択の処理がない時は、処理を行わない空のサブクラスを用意することで解決しました。 これで、サブクラスを取り替えるだけで、様々な状況に対処できるようになりました。

せっかくなので、マウスクリックでスプライトを選択できるようにしてみました。 とりあえず、各スプライトのクラスにKeyDownメソッドとMouseDownメソッドを用意して、入力正解と選択トグルを割り当てます。 あ、そうだ。 これらのメソッドが呼び出された時に、出題を管理するクラスに問い合わせて、必要な処理のサブクラスを受け取るようにすれば、処理内容ごとにメソッドを増やさなくても済みそうだ。

こうしたポリモーフィズムの活用も、だいぶ板についてきたような気がします。

目覚め

まどろみの中で、静かに目を開きます。

木陰のホワイトバランスに悩む

慈眼寺公園は、私のお気に入りの場所なんですが、とても撮影の難しい場所でもあります。

慈眼寺公園には、たくさんの木々が生えていて、ほとんどの地面は木陰になっています。 そして、わずかな木漏れ日と、豊かに流れる水の流れが、とても美しいのです。 ところが、こうした木陰では、ホワイトバランスがうまく合わずに、なかなか思い通りに撮れないんですよね。 A1には日陰の設定があったんですが、R1にはありません。

R1では、晴天→曇天→フラッシュの順番で色温度が高くなるようなので、このフラッシュを日陰代わりに使ってきたんですが、ちょっと赤みが強過ぎるんです。 かといって、曇天もどうも違うようだし、やっぱりカスタムホワイトバランス(CWB)を取るしかないかなぁ。 でも、このCWBの取り方が、またうまくいかないんです。 本物のグレーカードは値段が高いし、写真用の印刷用紙やコピー用紙、厚紙やレジ袋なども試してきましたが、どうも使い勝手が悪いんですよね。

そんなことを考えながら、コンビニの店内を見て回っていると、ちょうど良いものが見つかりました。 それは、子供用のマスクです。 これなら、値段も80円と安いし、透過光を計測できるし、伸縮自在で必要ない時は指に引っ掛けておくこともできます。 おお、これは良いものを見つけたぞ! 早速、慈眼寺公園で、AWB、晴天、曇天、フラッシュ、CWBで撮り比べてみました。


AWB 晴天

   曇天 フラッシュ

CWB

入口の橋のたもとでは、マスクのCWB効果は抜群で、岩や地面が漂白されたように真っ白けになっています。 ただ、見た目の雰囲気とはずいぶん違います。 雰囲気が近いのはAWBと晴天で、曇天とフラッシュはちょっと赤みが強過ぎます。 ちなみに、今日は雲ひとつない青空。 ということは、木陰でも晴天がそのまま有効ということなのでしょうか。


AWB 晴天
   曇天 フラッシュ

CWB

湧き水の流れを追いかけるように、植物の葉が覆っています。 AWBは若干青みがかっていますが、晴天が良い感じです。 曇天とフラッシュは、やっぱり赤みが強いですね。 肝心のCWBはというと、これだけ全くの別物になっちゃいました。 そういえば、A1のAWBだとこんな感じの紫っぽい色になってたっけ。 そう考えると、R1のAWBはなかなか優秀なようです。


AWB 晴天
   曇天 フラッシュ

CWB

ところが、薄暗い池では、R1のAWBも紫っぽい色になってしまっています。 やはり、木陰はAWBにとっては鬼門のようです。 ここでは、晴天と曇天が良い感じで、フラッシュはやっぱり色が濃過ぎるような気がします。 意外なことに、ここではマスクのCWBが健闘していて、一番良い色になっていました。 う〜ん、この違いは一体なんなんだろう?


AWB 晴天
   曇天 フラッシュ

CWB

少し開けた神社前でも、CWBが良い結果を出していました。 AWBは青っぽく、晴天はわずかに緑っぽく、曇天、フラッシュになるにつれて、緑被りが強くなっていきます。 ただ、フラッシュの緑色は嫌いじゃないなぁ。 CWBでは、緑被りもなく、地面もちゃんと茶色になっています。 それにしても、CWBでこんなにバッチリ撮れているのに、どうしてバラツキが出るんだろう?

思い当たるのは、マスクの使い方です。 今回は、レンズの前にマスクを被せて、そのまま被写体にレンズを向けてCWBを測定していました。 つまり、マスクの透過光を測定したことになり、被写体を光源として見なしていたことになります。 正しくは、被写体を照らしている光の方を向いて、CWBを測定しないといけなかったんです。

神社の写真は、たまたま背景に光源となる空と葉が入っていたので、正確に測定できたというわけですね。 池の写真も、水面に反射した光を測定したので、うまくいったのでしょう。 意外だったのは、晴天とCWBの違いがほとんどなかったことです。 一般的な色温度としては、晴天5,500K、曇天6,000K、フラッシュ6,500K、日陰7,000Kなので、木陰は晴天よりも高い温度になると思っていたのですが、CC指数が違うだけなのかも?

今日は撮り比べだけで精一杯だったので、本格的な撮影はまた今度。

期待と予感

何かが流れ着いてきそうな、予感がします。

iKeyboardの次の手を考える

iKeyboard 3のキーボード表示に、手がつきました。

前回、アニメーション処理に苦戦して、ようやくキー入力正解の処理ができあがったわけですが、基本形さえできてしまえば、後はそれを繰り返すだけなので楽なものです。 細かい部分を修正しつつ、キー入力正解以外に、キー入力手本、キー入力間違いのアニメーションを追加しました。 それぞれ、新しいクラスを追加して、パラメータを与えるだけで良いので、ソースもとってもすっきりしています。

以前は、共通のクラスがひとつあるだけで、、アニメーションが増える度にプロパティやメソッドが増えていたので、これは大きな進歩です。 処理内容を整理するのには苦労しましたが、処理内容に応じた専用クラスを用意することで、責任が明確化され、全体の見通しがぐっと良くなりました。 このように、処理を下位クラスに継承することから他クラスに委譲することは、リファクタリングの基本となる技なんですが、その効果を実感しています。

iKeyboardのキーボード表示は、大きく分けてキー表示、ヒント表示、情報表示の3つがあります。 これまではそれらをひとまとめにして処理していたんですが、これもそれぞれの専用クラスを用意して、個別に管理するようにしました。 以前は、そうして処理が遠くなることを嫌っていたんですが、今では処理を遠ざけることの必要性を実感しています。

今のところ、手の表示ができるようになっただけですが、これからキー及び手の選択と解除をできるようにしていきます。 それが終わったら、キーボード中央の情報表示にとりかかります。 最後に、編集キーと修飾キーの表示を手直ししたら、キーボード表示はひとまず完成です。 今週中に出題表示を作り、来週でメニュー管理を作れば、今月中にiKeyboard 2と同等のものが完成することになります。 本当は、2月前半でiKeyboard 2と同等のところまで持っていきたかったんですが、ちょっと無茶でしたね。

「急がば回れ」で、焦らずじっくりと進めていきたいと思います。

森の囁き

静かな囁きが、たくさん聞こえてきます。

アニメーションができたよ

ようやく、iKeyboard 3のアニメーション表示ができるようになりました。

連休中に終わらせたい、なんて書いていたわけですが、3日も遅れてしまいました。 オブジェクト指向プログラミングにも慣れてきた、なんて書いておきながら、そのオブジェクト指向プログラミングに振り回されてしまいました。 結果的には、iKeyboard 2よりもずっとわかりやすいプログラムになったわけですが、ずいぶん苦戦してしまいました。

時間がかかってしまった一番の原因は、一度に全てのクラスを定義しようとしてしまったことです。 単純にアニメーション処理といっても、対象や状態、動作など、様々な要素が絡み合って、処理内容は複雑になっていきます。 その複雑さをうまく整理して、内容ごとにクラス化していくのが、オブジェクト指向プログラミングのやり方なわけですが、全体像が複雑過ぎて、どこから手を付けて良いのかさえわからないんですよ。

とりあえず、思いつくままにあれこれ試してみたんですが、あちらを立てればこちらが立たずで、なかなか思うようにまとまってくれません。 やりたいことはわかっているのに、どうしてうまくいかないんだろう? そして、ふと気がつきます。 そうだ、XPだった。 最小限を、最短距離で。 無理せず、できることから、ひとつずつ解決していこう。 こうして、3日間の作業を全て破棄して、キー入力が成功したときのアニメーションだけを作ることにしました。

必要な処理自体はすでに十分にわかっているので、さほど苦労することなく実装できました。 なんだ、簡単じゃないか。 今度は、それを元に、他の異なる条件にも対応できるように、少しずつ機能を拡張していきます。 それに伴って、クラスの数も増えていきましたが、少しずつなので無理なく理解できました。 そうしているうちに、やっとクラスの全体図が見えてきました。 う〜ん、XPってやっぱり凄い!

少しは慣れたつもりだったオブジェクト指向プログラミングですが、そう簡単にはいかないものですね。 ただ、何かと回り道をしながらも、iKeyboard 1や2の頃よりずっと速いペースで開発が進んでいて、ソースも比べ物にならないほどにシンプルになっているので、やはり苦労した甲斐があったというものです。 まだまだやるべきことはたくさんありますが、引き続き頑張っていきたいと思います。

なんとしても、今週中にキーボード部分を完成させよう!

浮き浮き気分

まだまだ寒いけど、暖かい日差しに春を感じます。

R1でいくぜ!

久し振りに、R1を磨いてやりました。

実は、アメフラシ撮影の時についた泥汚れが、ズームリングにずっとついたままだったんですよ。 アメフラシが去年の春のことなので、一年もの間、放ったらかしにしていたことになります。 レンズだけは適当に拭いてましたが、どれだけR1が大切にされていなかったかが良くわかります。 どうして磨く気になったかというと、AdobeRGBの撮影結果に大満足したからなんです。

R1は、EVF搭載のハイエンド・コンパクトとしては最強にして最後のモデルになるだろう、ということで、モデル末期の値崩れした時期に衝動買いしてしまったカメラなんです。 ちょうどA1が故障して、代わりのカメラが欲しかったのもあったし、大型センサー搭載カメラへとステップアップしたかったというのもありました。 でも、R1というカメラに惚れ込んでR1を買ったわけじゃなくて、最も条件に合ったカメラがR1しかなかったんですよね。

残念ながら、デジタル一眼レフが一般化したことで、このクラスのカメラは激減してしまいました。 今でも頑張っているのは、富士フィルムのFinePix S100FSくらいです。 そういう意味では、R1を買っておいて良かったわけですが、買ってはみたものの、どういうわけか、あんまり好きになれなかったんですよね。 頭でっかちで、持ちにくくて、プラスチックのボディは軋みやすくて安っぽくて、モノとしての魅力に欠けていたんです。

カメラとしては十分過ぎるくらいの性能だったんですが、魅力がないから、どうしても扱いが雑になります。 カメラバッグに入れるときは、レンズキャップは外しっぱなし。 一応、保護フィルターはつけていますが、D7やA1では考えられなかったことです。 本体が汚れようとお構いなしで、写りさえ良ければそれでいいやってなもんです。 冷たいようだけど、その性能の高さを利用しているだけで、愛着がさっぱり湧いてこなかったんです。

それが、昨日AdobeRGBで撮ってみて、突然愛着が湧いてきたんです。 AdobeRGB比98%の液晶モニタを使うようになって、sRGBの色空間がいかに狭いかを思い知らされました。 そして、目の前には、AdobeRGBよりもずっと大きな、実に鮮やかな世界が広がっています。 この世界を写真にするには、R1の力が必要だ。 DiMAGE 7も良いカメラだったけど、やっぱりカメラは撮れた写真で評価しないとな。

そういうわけで、じっくりとR1を磨いてやったわけですが、不思議なもので、相手がカメラでも、スキンシップを図ることで、どんどん愛着が湧いてくるんですね。 なんだか、これまでずっと冷たくあしらってきたことが、申し訳なく思えてきました。 購入して一年半が経って、今頃愛着が湧いてくるなんておかしな話ですが、これからはもっと丁寧に扱ってやろうと思います。

そういうわけで、これからよろしくな、相棒!

春の勢い

春が、猛烈な勢いで、迫ってきています!

R1のAdobeRGBはスゴイ!

今日は、D7なんかに負けるかと、R1が頑張ってくれましたよ。

昨日の記事を書いた後、冷静になって考えてみたんですが、改めてR1で撮った写真を見直してみても、画質自体はやっぱり悪くないんです。 いや、これで悪いなんて言ったら罰が当たっちゃうくらいです。 これまで、ずっとsRGBで撮ってきたんですが、今はAdobeRGB比98%という液晶モニタRDT261WHがあります。 AdobeRGBで撮ってみて、もう一度R1にチャンスをあげてもいいんじゃないかな?

運良く、今日は快晴。 空気は冷たかったですが、日差しはとても暖かです。 少し歩くと、いつの間にかずいぶん春らしくなっていることに驚きます。 自然と、心が浮き浮きしてきて、撮りたい気持ちも高まってきます。 そうなってしまうと、カメラのことなんて気にならなくなりますね。 R1は重いし、グリップの感触もイマイチだけど、いちいちそんなことを気にするなんて時間の無駄というものです。

ただ、写真を撮り始める前に、ホワイトバランスの調整だけは行いました。 今日は快晴なので、普通なら晴天モードにするものですが、場合によっては青被りしてしまうことがあるので、曇天モードにした方が色乗りが良いことがあるんです。 今回は、そらが真っ青だったからか、曇天よりも晴天の方がすっきりして良い感じでした。 D7を使っていた頃は、晴天だけしか使っていなかったので、当たり外れが大きかったのかもしれませんね。

このところ、空や夜景を撮る時は晴天、日向を撮る時は曇天、木陰を撮る時はフラッシュというのが、R1でのホワイトバランスの法則になっていたんですが、青空と雲の比率に応じて晴天と曇天を使い分けた方が良さそうです。 R1は、EVFも背面モニタも、青みが強いので、見比べながら決めてしまうと、どうしても赤っぽくなってしまうんです。 AdobeRGBで撮ると、さらに色も薄くなるので、さらに判断が難しくなってしまいます。 この辺りは、経験でカバーするしかありませんね。

こうして撮れた写真の数々は、もう「文句なし!」の一言です。 実は、DiMAGE 7Hiを買い直してRAW撮りして、DiMAGE Viewerに細工してD7風味を出そうかと考えていたんですが、どうやらその必要はなさそうです。 AdobeRGBにしたからか、緑の蛍光色っぽい安っぽさがなくなったような気がします。 R1の使いこなしも板についてきた感じなので、もっと可愛がってあげないといけませんね。

それでもやっぱり、DiMAGE 7も手元に置いておきたいんだよなぁ。

忘れられないカメラ

手放したことを後悔してしまったモノって、ありませんか?

私の場合は、これですね。 ここに並べたのは、今から2年ほど前にDiMAGE 7UGで撮った写真なんですが、この色合いがどうしても忘れられないんですよ。 単純に画質で比較してしまうと、今使っているR1の方がずっと高画質なんですが、D7の方が圧倒的に好画質なんです。 D7の写真には、思わず見入ってしまうような、独特の魅力があるんです。

R1は、ノイズも少ないし、色も鮮やかで、すっきりとした明るい絵作りになっています。 でも、どこか印象が軽くて、魅力に乏しいんですよね。 D7は、ノイズこそ多いものの、どこか色褪せた渋みがあって、猛烈な透明感があります。 うまく撮れずにガッカリすることも多いんですが、時にははっと息を飲むほどの写真が撮れることがあるんですよ。

こうしたギャンブル性が、その魅力を引き立てているのでしょうか? いや、そうではありません。 D7の写真は、とても品が良いのです。 控え目だけど、純粋で、普通にしていても、その鮮やかさが滲み出てくるのです。 R1の写真は、とても綺麗なんだけど、どこか澄ましているような、他人行儀な感じがするんですよね。 スッピン美人と化粧美人の違いみたいなものでしょうか。

画質だけじゃなくて、写真を撮るときの感触にも、大きな違いがあります。 R1は、大きなグリップに、たくさんのボタンやダイヤルがついていて、素早く操作することができます。 でも、グリップの形はあまり手に馴染まず、プラスチックボディの剛性も悪くて、どこか頼りない印象があります。 D7も、グリップは中途半端に小さいし、ボタンやダイヤルの数も少ないんですが、マグネシウム合金のボディはしっかりしているし、不思議な安心感があるんですよね。

こうした感覚的な部分というのは評価が難しいんですが、私にとっては紛れもない事実であり、切実な問題だったりします。 プロのカメラマンならともかく、アマチュアの趣味写真なわけですから、こうした好みの問題というのは、もっと素直になった方がいいのかもしれません。 今なら、オークションを使えば、D7は1万円以下、D7Hiでも2万円以下で手に入ってしまいます。

自分の趣味なんだから、少しくらいワガママになってもいいですよね?

心が開く時

闇の中を、明るい光が、照らしていきます。

愛の形

たくさんのものが、たくさんのものに、守られている。