写真との新たな関係

昨年は、後半から写真を撮ることがぐんと減りました。

先日の記事で振り返ったように、前半は行き詰まりを感じてもがいていた時期で、後半は資格試験のために時間が取れなくなったというのが公式見解となっているわけですが、実は裏に隠された理由があったんです。 その理由というのは、自分の撮る写真は満たされない現実を補うための代償行為の結果なんじゃないか、ということです。 古く寂れたものを好んだり、被写体を何かに見立てたり、写真から物語を読み取ったり。 結局は、満たされない自分の心を、写真で慰めているだけなんじゃないか?

そのことに気づいてから、自分の写真をもっと意味のあるものにしたいと思ったり、写真の世界に逃げてしまってはいけないと思うようになりました。 写真集を作ろうと思い立ったり、ブログを分割しようとしたのも、自分の写真の価値をより明確にしたかったからです。 資格試験に取り組んだり、ソフト開発の勉強に力を入れたのも、自分の現実に立ち向かっていかなければならないと思ったからです。

でも、年末の帰省の旅でたくさんの人達と会っていく中で、自分の写真への考え方も変わってきました。 いや、忘れていた気持ちを思い出したと言った方が良いかもしれません。 元々、私にとっての写真というのは、自分への励ましだったんですよね。 好ましくない状況の中にあっても、なんとかして、生きる喜びや楽しみを見つけて、未来へと希望を繋げていきたい。 撮影することは生きていることの確認であり、写真は生きていたことの証明だったわけです。

それが、いつの間にか、写真の世界の中に踏み込み過ぎてしまっていたようです。 どれだけ写真の世界が魅力的でも、写真の中の世界だけで満足してしまっては、自分を見失ってしまいます。 写真を写真という枠で考えるのではなく、もう一度、自分の生き方や日々の生活に沿った形で、写真を捉え直す必要がありそうです。 写真との新しい関係が生まれるのか、それとも、再び同じ場所に帰ってくるのか。 今後の私の写真の変化を楽しみにしていてください。

写真によって救われたとしても、いつまでも写真に頼っていてはいけませんよね。

モヤイの涙

楽しい待ち合わせなのに、どうして悲しそうな顔をしているの?

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