迷いに迷ってついに手に入れた、RDT261WHの使用感は?
まず感じたのは、とにかくデカイということ。
24.1インチのLCD-MF241Xもデカイと思いましたが、25.5インチのRDT261WHはさらにデカイ!
あまりに大きくて、周辺部はメガネの色収差が気になってしまうほどです。
電源を入れると、あまりの眩しさにビックリ!
噂には聞いていましたが、これは本当に眩しい!
もう目が痛いくらいです。
設定をオールリセットさせると、TEXTモード、ブライトネス100%、コントラスト50%、RGB NATIVEという設定になるんですが、ブライトネスを0%にしてもまだ眩しいんです。
コントラストを下げれば暗くできますが、そうすると階調が潰れてしまうという情報があったので、ためらってしまいました。
LCD-MF241Xは普通に暗くできたので、RDT261WHに変えたのは失敗だったか?
でも、工場出荷状態というのがアテにならないことは、すでにHM903DAで経験済みです。
そこで、ドローソフトでグラデーションを作り、コントラストを変化させて階調の変化を調べてみました。
すると、50%を1%でも超えると、途端に高輝度の階調が失われていきました。
いや、50%でも#FFFFFFの部分だけが浮いてしまっています。
これは一体どういうことだ?
高輝度部分を拡大して調べてみると、45%辺りから徐々に#FFFFFFが赤っぽくなっていくことがわかりました。
どうやら、コントラスト50%というのは、初期設定の値としては不適切なようです。
そこで、コントラストを0〜50%の範囲で10%刻みに変更しながら、Spyder2expressでキャリブレーションしてみました。
測定したカラープロファイルをColorSyncユーティリティで開き、「Apple ディスプレイビデオカード・テーブル」を見ると、RGBごとのトーンカーブを見ることができます。
すると、0〜20%まではRGB共にフラットな直線だったのに、30%になると高輝度部分に歪みが出てきて、傾きが小さくなっていることがわかりました。
これは、モニタの高輝度部分の出力が増大しているために、その分ビデオカード側の出力を落としているということです。
つまり、コントラストが30%を超えると、モニタの出力が不安定になるということを示しているのです。
では、コントラストを下げることで画質に影響はないのでしょうか。
10%以下にすると、グラデーションに若干トーンジャンプらしき縞模様が見えてきますが、スタンダードやムービーモードなどで見られるトーンジャンプよりはずっと控え目なものです。
また、このわずかなトーンジャンプは、テキストやsRGBモードでも、グラデーションを拡大すれば確認できるものです。
つまり、コントラストを下げることによる影響はほとんどないと言って良いでしょう。
ただし、これはテキストやsRGBモードでの話であって、それ以外のモードでは、コントラストを低くすると不自然に色が濃くなってしまいます。
また、sRGBモードも、ほぼsRGBの色空間を持つHM903DAをキャリブレーションしたものと比べてみると、あまりアテになるものではありませんでした。
6500Kに設定したテキストモードとsRGBモードを見比べてみても、その違いは見分けられませんでした。
実際、sRGBモードでキャリブレーションしてみても、色空間は他のモードと変わりありませんでした。
以上のことから、TEXTモード、ブライトネス0%、コントラスト10%、RGB NATIVEというのが、私のベストセッティングとなりました。
それ以外の項目では、シャープネス40%、LEDブライトネス50%、ホットキー オン、INPUT DETECT AUTO、サイドカラー 0% 0% 0%となっています。
白背景の作業をする時はコントラスト0%、写真や動画を観る時はコントラスト20%にしていますが、眩しさや画質の劣化を感じることなく、快適に使えています。
スティック状のスイッチも使い勝手が良いし、ホットキー オンでブライトネスとコントラストを素早く調節できるのも嬉しいですね。
OSD画面は、凝ったデザインのLCD-MF241Xと比べると見劣りしてしまいますが、コンパクトな画面でモニタの画面を確認しながら調節できるのは便利です。
LCD-MF241Xでは、OSD画面の領域が広過ぎて、画面全体を覆ってしまってたんですよね。
画質良し、使い勝手良し。選んで良かったRDT261WH!