心のモヤモヤ
2007/02/16 20:49 写真物語
私からあなたへ。文章と、写真と、ソフトウェア。
2007/02/16 18:51 随想録
駅の券売機で、前の人が使い方がわからずに困っています。
「何をモタモタしてやがる!」と怒鳴る人。 「どうしてこんな簡単な機械が使えないんだ」と理解に苦しむ人。 相手には無関心で、ただひたすら自分の番を待つ人。 「頑張れよ」と心の中で応援しながら、温かく見守る人。 「これはこうすればいいんですよ」と、丁寧に教えてあげる人。 「私に任せて!」と、代わりに券を買ってあげる人。 世の中には、いろんな人がいます。
一番望ましいのは、使い方を教えてあげることでしょう。 困っている人は、使い方を学ぶことができるし、時間もかかりません。 でも、私は自分で物事を考えるのが好きだし、人見知りをするところもあるので、じっと見守ることが多いです。 もちろん、相手が助けを求めてきたり、もうお手上げだという時には、ちゃんと教えてあげます。 もし、急いでいたとしても「モタモタするな」とは言わないし、使い方を熟知していたとしても「この馬鹿が」とは言いません。
私だって、ささっと要領よく教えることができたらいいなと思います。 もちろん、その気になれば、そうすることもできるでしょう。 でも、そのためには大きな勇気が必要になり、とてもぎこちない会話になることでしょう。 そして、満足と後悔の入り交じった感情の中で「慣れないことはするもんじゃないな」と思うのです。 もし、じっと見守ってから助けを求められていたら、きっと落ち着いて対応することができたでしょう。
「モタモタするな!」と怒鳴った人も、いつも怒鳴り散らしているわけではありません。 急いでいて、待ち時間が惜しくて、早くして欲しいから、自分の意思表示をしたまでです。 皆が遠慮して黙っている中で、無神経な怒鳴られ方をして、初めて自分の非に気づいた、という経験のある人もいることでしょう。 同様に、いつも自分の能力を鼻にかけているけど、仕事をやらせたら本当に凄い能力を発揮する人もいます。
世の中は、こうしていろんな人達が集まってできています。 そして、違うタイプの人達がぶつかり合いながら、お互いを理解していくのです。 こうして、いろんなタイプの人達がいるから、全体のバランスが保たれるのです。 でも、もし、全ての人達に同じ振る舞いをするように仕向けたとしたらどうなるでしょうか。 そのタイプに適合した一部の人達だけが大きな力を持ち、それ以外の人達は同一性障害に悩むことになり、相反するタイプの人はその社会から締め出されることになります。
いじめの原因の約半数が、「力が弱い・無抵抗」なんだそうです。 これは、いじめる側、いじめられる側だけの問題じゃなくて、その集団内で弱者を助けるという機能が麻痺しているということだと思います。 クラスの中には、可哀想だ、助けてあげたいと思っている人が必ずいるはずです。 そういう人達が、実際に行動に移せないのは、自分がいじめられるかもしれないという恐怖心以外に、日頃から自分の個性を押さえつけられている現状があるんじゃないかと思うのです。
その辺り、現役の子供達はどう考えているんでしょうか。

K-Hyodo
鹿児島の30代男性
ただし、万年16歳
ソフトウェア作家を目指す
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