人間の論理学
2007/01/15 23:00 随想録
プログラミングでは、論理演算が良く使われます。
「コンピュータは、物事を "0" か "1" かで判断している」なんて良く言われますが、この「 "0" か "1" か」を判断するのが、論理演算というわけです。 論理演算には、否定(not)、論理積(and)、論理和(or)、排他的論理和(xor)などがあります。 それでは、それぞれの演算結果を見てみましょう。
| 否定 not | not 0 = 1 not 1 = 0 |
|---|---|
| 論理積 and | 0 and 0 = 0 0 and 1 = 0 1 and 0 = 0 1 and 1 = 1 |
| 論理和 or | 0 or 0 = 0 0 or 1 = 1 1 or 0 = 1 1 or 1 = 1 |
| 排他的論理和 xor | 0 xor 0 = 0 0 xor 1 = 1 1 xor 0 = 1 1 xor 1 = 0 |
否定は、"0" と "1" を入れ替えます。 論理積は、両方とも "1" の時だけ "1" になります。 論理和は、どちらかが "1" の時に "1" になります。 排他的論理和は、互いに数値が違うときだけ "1" になります。 否定は反対にするわけだし、論理積や論理和は名前の通り掛け算や足し算をするだけだし、排他的論理和も名前通り排他的にどちらかを選ぶだけなので、理解しやすいかと思います。
しかし、これと同じことを人間もしているとしたら、あなたはどう思いますか。 「馬鹿野郎!人間とコンピュータを一緒にするな!」「いやいや、突き詰めれば人間もコンピュータも同じじゃないかな」「全く同じということはないだろうけど、共通するところはあると思うよ」「そんなことはない、人間とコンピュータは全く別の存在だ」 人間ですから、人それぞれ、いろんな考えがあると思います。
でも、注意深く見てみると、これらの考え方も、それぞれ、否定、論理積、論理和、排他的論理和になっていることがわかります。 つまり、人間もコンピュータも、どちらも論理演算をしているんですね。 もちろん、だからといって、人間とコンピュータが全く同じだというわけではありません。 なぜなら、コンピュータは人間から指示された通りにしか、これらの演算を行うことができないからです。
これらを、人間の性格に当てはめてみるのも面白いものです。 否定型人間は、ひねくれ者で、何にでも異議を唱えます。 論理積型人間は、勝手な行動を許さず、他人に同じ行動を強要します。 論理和型人間は、お互いの個性を認め、皆で力を合わせて行動します。 排他的論理和型人間は、人と同じことを嫌い、常に違うことをしようとします。 実際には、一人の人間が全ての回路を持ち合わせているわけですが、特定の回路を好む傾向はあるかもしれませんね。
あなたは、どのタイプだと思いますか?






