Windowsという文化
2006/11/28 23:10 ソフト開発
Windowsのノートパソコンを買ってから10日が経ちました。
これまで、何度もWindowsを使ってきましたが、実はここまで本格的にWindowsを使ったのは初めてだったりします。 大学にいた頃、研究室のパソコンはWindows 95でした。 パソコンのセットアップやパソコン教室の仕事をしていた頃は、Windows 98でした。 そしてソフト作りをするようになってからは、Windows XPを使っていました 。一応Windowsは一通り使ってきたんですが、ほとんどは他人の所有するパソコンだったんですよね。
もちろんソフト作りを始めてからは自分でWindowsマシンを所有していたんですが、Windowsはあくまでも自作ソフトの動作確認用で、後はゲームをたまにするくらいで、メインはずっとMacを使っていました。 私は筋金入りのMac使いで、かつてはMac信者だったこともありました。 そのため、Windowsはどうも使う気になれなかったんですよね。
でも、今回、諸々の事情でWindowsを使い込んでみて、Windowsに対する考え方がずいぶん変わりました。 Macと比べると、デザインが野暮ったくてダサイとか、文字がガタガタで読みにくいとか、環境設定が入り組んでいてわかりにくいとか、細かい不満はたくさんあるんですが、不思議なことに使い込むうちにだんだん慣れてくるんですね。
これは、カメラを別メーカーに買い換えた時の感覚に似ていますね。 カメラとしての機能は一通り備えているものの、その使い勝手や味付けがずいぶん違うので、最初は戸惑うんですが、使い込むうちに次第に手に馴染んでいくような感じです。 MacもWindowsも、パソコンとしての機能はほとんど変わらないのに、戸惑いを感じる程度に微妙な違いがあるんです。
Mac信者であれば、そうした細かな違いにもっともらしい理由をつけてWindowsを馬鹿にしたりするわけですが、今の私の目には、Macにはない魅力も映るようになっています。 実際、用事が済んだら売り飛ばすつもりだったWindowsノートを使い続けようかと考え直しているくらいです。 本当は、Intel Macを買って、一台でMacとWindowsを使い分けるつもりだったんですけどね。
そういうわけで、Windowsに対する考え方の変化が、PhotoMaster 2 の開発にも大きな影響を与えています。 実はこれまで自作ソフトのWindows対応はあまり褒められたものではなくて、Mac用のソフトをそのままWindowsに持ってきましたよ、という程度のものでした。 それが、今回はWindows用のソフトとして恥ずかしくないものにしようという気になっているのです。
一番の違いは、メニューやボタンなどのキーボードショートカットへの対応と、OKボタンとキャンセルボタンの配置の変更です。 Windowsでは、マウスを使わなくてもキーボードだけでメニューを選択したりボタンを押すことができるんです。 Macでも似たようなことはできなくもないんですが、キーボード操作に熟達していれば、Windowsの方がより素早く操作することができるんです。
ボタンの配置も、Macでは視覚的に見つけやすいという理由でOKボタンがウインドウ右下にありますが、Windowsでは意味的に認識しやすいという理由でOKボタンが左にあります。 また、Macでは「カット」「コピー」「ペースト」という表記も、Windowsでは「切り取り」「コピー」「張り付け」になります。 ちょっとしたことではありますが、こうした基本的な部分の違いというのは意外と気になるものです。
市場の大きさから考えても、Windowsにしっかり対応させることはとても重要なことです。 私個人はMacを好きで使っていても、大切なことはより多くの人達にPhotoMaster 2 を使ってもらい、快適なデジカメライフを送ってもらうことです。 もちろん、今後もMacをメインで使っていくので、Mac用のソフトとしても完成度を高めていきます。
現在、PhotoMaster 2 は、Windows上で快適に動作しています。Windowsユーザーの皆さんも期待してくださいね。





