月より団子
2005/09/18 21:21 随想録
夕飯のおかずを買いに行くと、丸い月が見えました。
ああ、中秋の名月というやつか。 顔を出したばかりの名月は、まだ寝足りないような感じで、顔色があまり良くありません。 そういえば、頭上に輝く白い月を眺めながら、一体どこをどう見ればウサギに見えるのか、ずっと疑問に思っていました。 それが今、寝不足の月の中には、確かにウサギがモチをついています。 あのモチは月の朝食かもしれないぞ。
近所のスーパーでは、特設コーナーで月見グッズが売られていました。 米粉にきな粉、小豆にあんこ。 せっかくだから、月見団子でも作ってみるか。 というわけで、お惣菜と米粉を買って、スーパーを後にしました。 ほんのわずかな間に、月の顔色がずっと良くなっています。 もしかしたら、月が喜んでくれたのかな。それとも、モチを食べたから?
家に帰ると、とりあえず、炊いてあった米とさっき買ったお惣菜、それとタクアンで簡単な夕飯を済ませます。 どういうわけか、最近は米の飯が妙にうまい。炊きたてのご飯に、タクアン。これだけで2合は食える。 でも、それだと体に悪いので、ご飯は1合に抑えて、代わりにお惣菜を食べるわけですね。 普段はちゃんとおかずも作るんですよ。
簡単な夕食も食べ終わり、ちょっと一服して、窓から外を見てみます。 あれ、月が消えた。 そんなはずはないと探してみると、向かいの建物に隠れていました。 先に夕飯にしたのをすねてたりして。 よし、そろそろ団子を作るとするか。 団子は以前にも何度か作ったことがあるので、もう慣れたものです。 でも、前はゆでたけど、袋には蒸せと書いてあります。 では、今日は蒸し団子に挑戦してみるかな。
あっという間に、団子ができあがりました。 小さいお茶碗に入れて、とりあえず記念撮影。 ちょっと大きさがまちまちだけど、気にしない、気にしない。 早速、窓辺に行くと、待ってましたとばかりに、月が白く輝いています。 よしよし、それでは、いただきます。・・・。ちょっともっさりした感じ。 蒸したからなのか、それとも、コネが足りなかったのか。 それでも、醤油をかけて、美味しくいただきました。





