思い出の発掘作業
2005/09/17 20:49 写真集
Webページにもあるように、多賀山公園は私の一番のお気に入りの場所です。 そのお気に入りっぷりは相当なもので、新しいデジカメを手に入れると、真っ先に多賀山公園へと足を運ぶくらいでした。 ところが、お気に入りの場所がどんどん増えてきたこともあって、DiMAGE A1を手にしてからは、まだ一度も撮っていませんでした。
ちょうど今朝にiKeyboard Version 1.10の公開を終えたところだったので、これはもう行くしかありません。 外は晴れ、風もなく、絶好の撮影日和です。 10年間連れ添った愛車で、多賀山公園を目指します。 そういえば、最初に多賀山公園を見つけた時も、この自転車だったよな・・・。
昔は正面入り口まで自転車で登っていたんですが、坂道がきついのと、改装されて味わいがなくなったのとで、今は裏にある多賀山神社の参道から入るようにしています。 こちらのほうは、今も昔も変わることなく、味のある景色を見せてくれます。 私は、ここの石段が大好きです。
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石段を上りきるとそこには多賀山神社があります。 参道の長さの割には境内はこじんまりしていますが、いつ来ても綺麗に掃き清められていて、とても気持ちがいいです。 ただ、狛犬(阿形、吽形どっちだったか、覚えていますか?)のしめ縄が切れていて、ちょっと落ち着かない様子でした。
裏参道からは、桜島が一望できます。 いつだったか、ここで写真を撮っているお婆さんがいて、写真を撮ってあげたことがあります。 お爺さんに先立たれて、思い出のつまった家で一人暮らしをするか、息子夫婦のところに世話になるか、悩んでいるんだとか。 後日、写真とともにお礼の手紙が届いて、息子夫婦のところに世話になることを決心したということでした。 あのお婆さん、元気にしてるかな・・・。
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多賀山公園の中心には、樹齢160年のアコウの木があります。 木にはたくさんの筋が複雑に絡み合い、有無を言わせぬ迫力があります。 ここに来ると、桜島を見ることで自分の小ささを知り、アコウの木を見ることで努力の大切さを感じます。 お気に入りの一番の理由は、ここにあるのかもしれません。
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奥には、桜花園という広場があります。 春になると花見の客で賑わいますが、今日は人の姿は見えず、ひっそりと秋の色になっていました。 さらに奥に行くと、東福寺城跡があり、遠い昔を偲ぶことができます。 数百年の後に、自分の存在を残すことはできるのだろうか。そんなことを考えます。
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半年ぶりの多賀山公園でしたが、やっぱり来て良かったですね。 自分にはたくさんの思い出があったことを思い出すことができました。 おかげで、気持ちがずいぶんスッキリして、新たにやる気が出てきました。 古い思い出は、新しい思い出にどんどん埋もれていってしまいます。 たまには、こうして思い出の発掘作業が必要なのかもしれませんね。













