プロフィールの写真からもおわかりのように、私は石像が好きです。
石像にはたくさんの人達の想いが込められています。
生活への不安、幸福への願い、収穫への感謝、などなど。
そして石像達は、今もなお、人々の想いを背負い続けているのです。
そういうわけで、Webページで「鹿児島の石像達」を公開したわけですが、新しいデジカメにも慣れてきたので、石像達をすべて撮り直すことにしました。
今日は、その第一弾として、「梅ヶ渕観音院」まで行ってきました。
まずは、その少し手前にある「梅ヶ渕 不動堂」に寄っていきます。
ここは、「四国四十八カ所霊場ゆかりの58番札所」ということで、700年の歴史があるそうです。
参道にはたくさんのぼりが立っていて、そこを抜けると2体の狛犬が出迎えてくれます。
さらに奥に進むと、そこには立派な池が広がっています。
池の真ん中に1本だけほとばしる噴水はご愛嬌ですが、とても落ち着いた雰囲気です。
池の水は澄んでいて、ゆっくり眺めていると、心が洗われていきます。
そして、池の先には「清浄の滝」があります。
この滝は、流れる水の量は少ないものの、その絶壁具合に驚かされます。
この滝の周りには、静かでありながら張りつめるような空気が漂っていて、まさに「清浄の滝」という感じです。
さて、「清浄の滝」で心を清めた後は、いよいよ「梅ヶ渕 観音院」へと向かいます。
参道の入り口に立派な木があって、その下には花屋さんが商品を並べています。
参道を上っていくと、今度は朽ち果てた花の無人販売所がありました。
どちらも味わい深いですね。
無人販売所の向かいには手水屋があり、そこからさらに階段を上ると、いよいよ観音様とご対面です。
ここのお堂もとても静かな雰囲気で、知らず知らずのうちに背筋がピンと伸びてきます。
きちんと正座をして、鐘を鳴らして合掌すると、鐘の音が心の奥にまで沁み入ってきます。
そして、ゆっくりと顔を上げると、観音様がにこやかに微笑みかけてきます。
私は仏教徒でもなんでもありませんが、この観音様の迫力というか存在感は、凄まじいものがあります。
荒くれだった迫力ではなくて、あくまで静かで柔らかなんですが、直接心に問いかけてくるような、何とも不思議な感覚です。
これは、どの石像にも共通した感覚なんですが、こうして石像と対面する度に、「よし、頑張ろう」と思うのです。
石像の写真は、いずれWebページの方で公開しますので、楽しみにしていてくださいね!