中央重点平均測光と露出補正

昨日は、久々にα7Dで撮ってみました。

というのも、露出の新しい決め方を思いついたからです。 バラツキの多い分割測光を諦めて中央重点平均測光に変更し、露出制御を0.3EVから0.5EV刻みにして、露出の変化量を大きくしてみました。 これなら、測光値も安定して、露出の変化もわかりやすくなるはず。 撮影の楽しさではD7に遠く及びませんが、画質の良さは圧倒的にα7Dなので、なんとかして、うまく使いこなせる方法を探さなければなりません。


0EV

-1.0EV

写真は、左側が露出計通りの露出で撮ったもの、右側が自分好みに露出を調整して撮ったものです。 明暗差の少ない曇天という好条件もあるでしょうが、中央重点平均測光の露出はなかなか優秀でした。 当然ながら、写真ごとに若干のバラツキはあるものの、分割測光のような予想外の大外しはなくなりました。 露出補正する時も、ほとんどが±0.5EVで済むので、無駄打ちがずっと減りました。


0EV

-0.5EV

この程度のバラツキだと、わざわざ露出補正しなくても、カメラ任せだからまあいいかと思えるほどです。 とりあえず露出計通りに一枚撮って、気に入らなければ露出補正してもう一枚という感じですね。 さらにもう一枚という場面では、ほとんどが過剰補正になっていました。 この「もう一枚」がしつこく続くと、うんざりして撮る気が失せてしまうので、このリズムはなかなか良い感じです。


0EV

+0.5EV

ただ、どういう場面で露出補正をすれば良いのかは、まだ良くわかりませんでした。 18%の灰色を基準にして、明るければプラス補正、暗ければマイナス補正という理屈はわかっていますが、それを感覚てして素早くイメージできるかというと、まだまだなんですよね。 これについては、これからたくさん撮り続ける中で、徐々に習得していかなければならないんでしょうね。


0EV

-0.5EV

中央重点平均測光の弱点は、空のように極端な輝度差の被写体です。 あくまで平均なので、どうしても明るい値に引っ張られてしまうんですよね。 こういう時は、空を構図から外した状態で測光して撮るのが楽かもしれません。 この辺りも、まだまだ研究していかないといけませんね。 でも、これでα7Dの撮影ストレスが少しでも減らせるかと思うと、とても嬉しいです。


0EV

+1.0EV

一眼レフでポジフィルムで撮ってた人って、本当に大変だったんだろうなぁ。

接写リングとAF 35-70mm F4

接写リングとAF 35-70mm F4は、相性抜群でした。

実は、このAF 35-70mm F4、AF 24-85mm Newを手にしてから、全然使ってなかったんですよ。 焦点距離が完全に重なっている上に、最短合焦距離が1mと長く、広角になるほど銅鏡が伸びていくので、どうも扱いづらかったんですよね。 一応、マクロモードに切り替えれば、30cmまで寄れるようになるんですが、今度はAFが使えなくなってしまうんですよ。 ん、待てよ。それじゃあAF 35-70mm F4に接写リングをつければいいんじゃない?


70mm MACRO

70mm 1m + 接写リング 12mm

というわけで、早速試してみました。 すると、標準のマクロモードと、70mm&接写リング12mmが、ほぼ互角の倍率になることがわかりました。 この程度の倍率だと、それほど被写界深度が浅くなるわけじゃないので、AFも普通に使えました。 合焦範囲も広く、適度に距離を空けることができるので、とても便利です。 しかも、AF 35-70mm F4は、70mmで銅鏡が最短になるので、持ち運びの時も邪魔になりません。


35mm 1m + 接写リング 12mm

70mm MACRO + 接写リング 12mm

接写リングを使うと、焦点距離が短くなればなるほど、近くに寄れるようになります。 寄れば寄るほど倍率も高くなるわけですが、近づき過ぎるとレンズの影が入ってしまいます。 AF 35-70mm F4でも、35mmでギリギリまで近づくと、レンズの影が入ってしまいました。 そこで、ふと思いついて、70mmのマクロモードで撮ってみると、より離れた位置からより大きく撮ることができました。


70mm ∞ + 接写リング 20mm

70mm MACRO + 接写リング 20mm

接写リングを20mmに付け替えると、さらに倍率が上がります。 D7のマクロでは、横幅は±25mmなので、それ以上のマクロ性能が得られることがわかります。 35mmでは完全にレンズの影に隠れて真っ暗になってしまいましたが、70mmのマクロモードでは、影が映り込むことはありませんでした。 普段は70mmで使って、必要に応じてマクロモードに切り替えるという使い方が良さそうですね。


70mm ∞ + 接写リング 36mm

70mm MACRO + 接写リング 36mm

接写リング36mmでは、もっとも離れた状態でも、D7のマクロを越えています。 マクロモードに切り替えると、横幅は±12mmとなり、D7の倍の倍率となりますが、さすがに近過ぎてレンズの影が入ってしまいました。 35mmと70mmのマクロモードは、ほぼ同じ画角になるんですが、絞りを開放にしていても、35mmではわずかに絞り込まれることに気がつきました。 このレンズは円形絞りじゃないので、35mmのボケがわずかに角張っているのがわかります。


35mm 1m + 接写リング 36mm

70mm MACRO + 接写リング 36mm

明日は、AF 35-70mm F4と接写リングの組み合わせで、撮りまくってやるぜ!

拙者、接写リングでござる!

ついに、デジタル接写リングセットを買いましたよ。

接写リングというのは、レンズとカメラの間に挟み込むことによって、最短合焦距離を短くしてしまう、忍術のような道具なのでござるよ。ニンニン。 早い話が、手持ちのレンズで、もっと被写体に寄れるようになるわけですね。 一応、24-85mm Newにも簡易マクロ機能がついてるんですが、D7UGのマクロと比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまってたんですよね。


DiMAGE 7UG
200mm MACRO 0.25m

α-7 DIGITAL 24-85mm New
85mm MACRO 0.5m

せっかくの一眼レフなんだから、評判の良いミノルタ純正のマクロレンズを買うという選択肢もあったわけですが、50mm MACROの中古でも1万5千円以上するので、ちょっと手が出なかったんですよね。 それに、今のカメラバッグは、標準ズームと望遠ズームを入れたらもういっぱいで、マクロレンズは入りそうにありません。 でも、接写リングだったら、バッグのポケットに楽々入ります。 AFもAEもズームもそのまま使えるので、リバースアダプタのような面倒もありません。


接写リング 12mm ∞

接写リング 12mm 0.5m

というわけで、早速撮り比べてみました。 接写リングセットということで、12mm、20mm、36mmという、長さの異なる3つのリングがセットになっています。 なぜ真ん中が24mmじゃなくて20mmなのかは謎ですが、この長さが長くなるほど、近くまで寄れるようになります。 その代わり、長くなればなるほど離れることができなくなるので、被写体の大きさに応じて使い分ける必要があります。


接写リング 20mm ∞

接写リング 20mm 0.5m

12mmでは、24-85mm Newの最短距離よりも離れた位置から撮影でき、D7に迫るところまで近寄ることができます。 ちょっと接写な気分♪という時は、これをつけっぱなしにしておくと良さそうです。 気に入った被写体に迫ってみたくなったら、20mmに切り替えれば、一歩踏み込んだ撮影ができるようになります。 接写ならではの非日常世界に入り込んでみたければ、36mmが威力を発揮するでしょう。 D7よりも大きく撮ることができますよ。


接写リング 36mm ∞

接写リング 36mm 0.5m

というわけで、これからは花マクロもバシバシ撮っていくぞ!

安レンズ沼、脱出!

ようやく、レンズ選びが落ち着きました。

α-7 DIGITALを手に入れる前からハマってしまったレンズ沼ですが、やっと抜け出すことができました。 中古で1万円以下の安レンズばかりではありましたが、レンズ沼というものを知る良い経験になりました。 メインの標準ズームは、MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 New。 望遠ズームは、今日手に入れたばかりの、MINOLTA AF ZOOM 70-210mm F3.5-4.5です。 これに、おまけとしてMINOLTA AF ZOOM 35-75mm F4が加わります。

望遠ズームは、ついこの間、MINOLTA AF ZOOM 100-300mm F4.5-5.6を手に入れたばかりだったんですが、開放F値が暗く、最短撮影距離が1.5mと長いのが、どうも使いづらかったんですよね。 ちょうど、オークションで70-210mm F3.5-4.5の良いのがあったので、すかさず手に入れたというわけです。 発売時期も同じ1988年で、寸法も全く一緒という兄弟レンズですが、α7Dでは焦点距離が1.5倍になるので、70-210mmは100-300mm相当になります。

せっかくなので、これまでに手に入れたレンズを一覧表にしてみました。

メーカーレンズ名称換算焦点距離
KONIKA MINOLTAAF DT ZOOM 18-70mm F3.5-5.627-105mm
TAMRONAF 55-200mm F4-5.6 Model A1582.5-300mm
MINOLTAAF ZOOM 35-70mm F452.5-105mm
MINOLTAAF ZOOM 35-105mm F3.5-4.5 New52.5-157.5mm
MINOLTAAF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 New36-127.5mm
MINOLTAAF ZOOM 100-300mm F4.5-5.6150-450mm
MINOLTAAF ZOOM 28-135mm F4-4.542-202.5mm
MINOLTAAF ZOOM 70-210mm F3.5-4.5105-315mm

グレーになっているのは、処分済み、あるいは処分予定のレンズです。 18-70mmと55-200mmは、資金繰りのために泣く泣く処分。 35-105mmは、広角側で周辺の像の歪みが酷かったので、使うことはないと判断して処分。 100-300mmは、兄弟レンズである70-210mmを手に入れたので、処分するかも? 28-135mmは、35-70mmと同じくαの初期レンズで、近所のカメラ屋で格安で置いてあったのを衝動買い。 でも、あまりの重さに閉口して即処分決定。

とうわけで、全部で8本のレンズを手にしてきたわけですが、いろいろと勉強になりました。 驚いたのは、ミノルタとタムロンとでは、描写に違いが出ることです。 ミノルタは、しっとり柔らかで、ちょっと重い感じ。 タムロンは、さっぱり爽やかで、とっても軽い感じ。 でも、ミノルタ同士では、特定の条件をのぞいては、それほど違いは感じませんでした。 また、絶対的な描写力よりも、重量や最短撮影距離などの扱いやすさの方が、ずっと重要だということにも気づきました。

レンズ購入にかかった費用は、全部で4万5千円ほど。 処分が全て終われば、3万5千円ほど回収できるので、差額は約2万円。 手元に残った3本のレンズにかかった費用は1万7千円なので、差額の3千円は勉強料ということになりますね。 でも、レンズのラインナップにも詳しくなったし、お気に入りの3本を手にすることもできたので、それで3千円なら安いくらいですね。

これからは、お気に入りの3本のレンズで、写真を撮りまくるぞ〜!

望遠レンズで桜撮影

ついに、望遠レンズを手に入れてしまいました。

望遠レンズは、すでにタムロンの55-200mmを持っていたんですが、やっぱりミノルタ純正レンズが欲しいなぁ。 というわけで、AF ZOOM 100-300mm F4.5-5.6を、約5,000円で落札。 ちょうど20年前のレンズですが、外観もレンズもどっちも綺麗で、とってもお買い得でした。 APOになる前のレンズだからか、強い逆光下では派手なパープルフリンジ?が出ますが、通常の撮影ではとても良い写りで大満足のお買い物でした。

α-7 Digitalに装着すると、150-450mmという超望遠レンズになります。 450mmとなると、構図を決めるのが困難なほどに視野が揺れますが、ボディ内手振れ補正のおかげで安心して撮ることができます。 最初は、150mmからという画角の狭さに戸惑いましたが、一度間合いをつかんでしまえば、望遠での撮影がとても楽しくなりました。 しっかりボケるし、ググッと寄れるし、これは今までにない楽しさです。

タムロンの55-200mmで、その望遠レンズの楽しさに気づいたわけですが、450mmの超望遠は、予想以上の大迫力です。 望遠レンズというよりは、もはや望遠鏡ですね、これは。 山の上に登ると、いろんなものが眺められて、それだけで楽しかったりします。 広角レンズは視野に入るもの全て、標準レンズは目の前にある何か、望遠レンズは注目している一点のみを写す感じですね。

桜の木は背が高いので、どうしても上向きになることが多くて、撮ってるうちに首が痛くなってしまうんですよね。 でも、望遠レンズなら、遠く離れていても大きく写せるので、水平に近い楽な姿勢で撮ることができます。 私の大好きなオオシマザクラも、楽な姿勢でぐいぐい引き寄せて撮ることができましたよ。 望遠レンズは、体に優しいレンズだったんですね〜。

ただ、望遠レンズは重い上に長く、私はハンドストラップしか使わないこともあって、だんだん手首が痛くなってしまいました。 重さとしては、AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 Newと同じなんですが、長い分だけ重心の位置が変わって、手首に負担がかかるみたいですね。 途中で24-85mmに付け替えたら、とても楽で驚いてしまいました。 実は、望遠レンズは、体に優しくないレンズだったんですね〜。

どっちにしろ、望遠レンズの撮影は、とっても楽しかったですよ。

ついにAF 24-85mm Newゲット!

ついに、AF 24-85mm Newをゲットしましたよ!

そう、前にオークションで散々な目にあった、あのレンズです。 もう自分とは縁のないレンズなんじゃないかと諦めかけていたんですが、オークションのウォッチリストに入れていたものが終了間近ということで価格を見ると、なんと7,600円!安い!安過ぎる! しかも、予備で保管していたという未使用品です。 前回のフラッシュを直接浴びせるような雑な写真ではなくて、実に丁寧な写真の撮り方をしています。 うん、これなら信用できそうだな。

結局、8,000円弱で落札。 それが今日届いたんですが、本当に傷ひとつない、新品よりも新品なんじゃないかと思ってしまうくらいの美品でした。 格安で落札できたのは、キャップが純正じゃなかったのと、終了時間が人の少ない金曜の夜だったからのようです。 極上品が格安で手に入ったのは嬉しいんですが、自分が出品者だったらと思うと、ゾッとしてしまいます。 これほどのものなら、前回と同じ12,000円でも十分に納得できますね。 出品者の方、本当にありがとうございました!

早速、ピカピカのレンズをつけて、いつものように郵便局まで試し撮りに出かけます。 これまで、ホワイトバランスを曇天にして撮っていたんですが、今回は太陽光にしてみました。 DiMAGE 7UGの太陽光は青過ぎて使いづらかったんですが、α7Dでは太陽光でも大丈夫なようです。 むしろ、不自然な赤みが消えて、実にスッキリとした感じになりました。 というわけで、色合いの違いはレンズによるものではありませんので、お間違えのないように。

このレンズは、開放はF3.5〜4.5と明るいし、焦点距離も35mm換算で36〜128mmと幅広いし、インナーフォーカスでAFも速くて、合焦距離による画角の変化もわずかです。 そして何より、花形フードがカッコイイ! D7やA1、R1では、ずっと花形フードだったので、普通の円形フードはどうも安っぽい感じがして気に入らなかったんですよ。 でも、これでやっと同じ見た目で写真が撮れるようになりました。 見た目で写真が撮れるわけじゃありませんが、これって結構重要なポイントですよね。

写りの方は、実にシャープで、ボケ味も綺麗です。 これまで、AF DT 18-70mm、AF 55-200mm、AF 35-70mm、AF 35-105mmと手にしてきたんですが、AF 35-105mmだけ、周辺の歪みが酷かったんですよ。 広角側だと、まるでスポット測光ならぬスポットフォーカスのようです。 というわけで、AF 24-85mmも同じ高倍率ズームということで心配していたんですが、全然問題ありませんでした。 これで、私の常用レンズは、このAF 24-85mmで決まりですね!

レンズの購入はここまで。これからはバシバシ撮りまくるぞ〜!

祝!α-7000購入!

ついに、憧れのα-7000を手に入れましたよ!

オークションで、AF 35-105mmレンズ込みで、たったの2,000円。 本体はグリップが変色していたり、ペンタ部の採光窓がむき出しになっていたりしていますが、液晶漏れもなく、まずまずの美品だと思います。 レンズの方は、フードがなかったり、わずかに傷やカビが見られましたが、実質1,000円という値段を考えれば、これも綺麗な方だといえるでしょう。 電池ケースの腐食もほとんどなく、電池さえ入れれば完全に動いてくれそうです。

残念ながら、手元に単四電池がなかったので、実際に動かすことまではできませんでしたが、ファインダーを覗いたり、操作を確認することくらいはできます。 まず驚いたのは、ファインダーの大きさです。 α7Dも、デジタル一眼レフの中ではファインダーが大きい方なのですが、まるで相手にならないくらいに大きいです。 そして、ピントの山がとても見やすくて、最大の売りであるAFを使わなくても、余裕でピントを合わせられます。

そして、80年代らしい直線的なデザインは、今見ても新鮮で、とってもカッコイイですね。 未来を先取りする電子カメラとして、圧倒的な存在感があったわけですが、それは今でも失われていません。 α-7000を見た後にα7Dを見てしまうと、あまりの野暮ったさに思わず苦笑してしまいます。 ヌルヌルの曲面デザインもいいけど、こういうサッパリした直線デザインもいいもんですね。

というわけで、懐かしのα-7000のコマーシャルをご覧ください。ジャン、ミノルタ!

AF 35-70mm F4で試し撮り

早速、懐かしのAF 35-70mm F4で近所を撮ってみました。

うちから郵便局までの、徒歩10分ほどの道程を、フィルム一本分ほど撮っただけなんですが、とても楽しかったです。 このレンズは、α7Dにつけると、50-100mmという、やや望遠よりのズームになります。 確か、昔は50mmが標準レンズと言われていて、一番見た目に近い画角が得られるという話だったんですが、今では24mmや28mmが当たり前になって、35mmでも画角が狭く感じてしまうくらいです。 ところが、この50mmという画角が、私にはとても新鮮に思えました。

確かに、ファインダーを覗いた直後は、その画角の狭さに戸惑ってしまうんですが、一度その間合いに慣れると、広角にはない味わいを感じるようになってきました。 広角レンズでは、あれもこれもとなってしまいがちですが、このレンズだと、あれかこれかを選ばなければならなくなります。 かといって、望遠レンズのように一部を切り取ることはできません。 ちょうど、「目の前にある何か」を撮るのに、ピッタリのレンズなんですね。

特に、こうした小さな商店街を撮る時には最適ですね。 高倍率のズームレンズを使っていると、どうしても広角端か望遠端のどちらかに偏りがちです。 このレンズは、利用頻度の少ない中望遠域の魅力に気づかせてくれました。 ここの商店街は、学生時代から見慣れているので、正直なところ、あまり撮る気になれなかったんですが、まるで昔を思い出したかのように、懐かしく感じてしまいました。

一眼レフは、レンズを交換できるのが利点なわけですが、撮影中にレンズを交換するのは、とても面倒臭いので、よっぽどのことがない限り、同じレンズをつけっぱなしにすることになります。 なので、その時の気分でレンズを選んでから、撮影に出かけることになりそうです。 こうした街角スナップを撮るのであれば、AF DT 18-70mmよりも、このAF 35-70mmの方が良さそうですね。

正直なところ、レンズによる描写の違いというのは、私にはまだわかりません。 でも、レンズの違いが及ぼす心理的な影響力は、はっきりと感じました。 これまで撮らなかったものを撮りたいと思ったり、同じものでも違った視点で見るようになったり。 新しいレンズを手に入れるということは、新しい視点を手に入れるということなのかもしれません。 これは、一体型のカメラでは知ることのできなかった、大きな発見ですね。

NORIさんのバイク撮影会の写真は、ただいま選考中ですので、もうしばらくお待ちくださいませ。

一眼レフというヒエラルキー

α-7 DIGITALの購入を決めた時、どうしても手に入れたかったレンズがあります。

それがこの、AF 35-70mm F4です。 私がミノルタファンになったきっかけは、α-7000の登場、いわゆるαショックの影響なわけですが、そのα-7000と同時に発売された標準ズームが、このレンズなんです。 ズームリングの斜め縞、マクロスイッチの青い文字、距離表示の小窓など、子供の頃の憧れがぎっしり詰まった、思い出のレンズなんですよ。 初めて非球面レンズを搭載したモデルでもあり、その描写力には定評があるようで、こちらの方も期待しています。

実はこのレンズ、カビありジャンク品を1,200円で落札したものなんです。 もしカビだらけで使えなくても、憧れの記念として、部屋に飾っておくつもりでした。 ところがこのレンズ、フードにスレが多いものの、本体もレンズも実に綺麗で、私の目ではカビやクモリは確認できませんでした。 おお、これは大当たりだ! こういう思わぬ掘り出し物があるのも、オークションの大きな魅力ですよね。

オークションといえば、先日痛い目にあったばかりですが、なんとか返品・返金してもらえることになりました。 ただ、その言い訳が、実に腹立たしいんですよ。 要約すると、「症状確認しました。初めてのクレームで驚いています。Gレンズ級であれば慎重にチェックしましたが、このレンズは流石に気がつきませんでした」という内容。 つまり、「高級レンズならちゃんとチェックしたけど、これは安物レンズだったから、いい加減にしかチェックしてなかったよ」というわけです。

実は、これまで一眼レフを頑に避けてきたのには、大きな訳があります。 それは、こうした高級機材至上主義が、どうにも鼻持ちならなかったからです。 高級なカメラに高価なレンズを買い込んで、話すことといえば機材自慢ばかり。 撮る写真といえば、野鳥に花マクロなどのお決まりの被写体に、判で押したような無個性な写真ばかり。 撮影技術はまるでなく、写りが悪いとすぐにカメラのせいにして、値段でしか物の価値観を量れない人達。 そういうのが、鳥肌が立つくらいに大嫌いだったんです。

そういうこともあって、NORIさんのバイク撮影会の時に、一眼レフだというだけで「スゴイ!」と騒がれた時は、まるで自分が大嫌いな連中の一味になったような気がして、とても気まずい思いをしました。 もちろん、一眼レフ=スゴイと思うこと自体は、別に悪いことでも何でもありません。 ただ、一眼レフという、そういう高級な機材を手に入れてしまったことに対して、はっきりと立場の違いを感じました。

私が、初めて自分のカメラ、DS-7を買った時も、似たような経験をしたことがあります。 皆がファインダーを覗きながら写真を撮っている中で、私だけが腕を伸ばして、液晶画面を見ながら写真を撮っていると、いつも不思議そうな目で見られたものです。 でも、この時の気分は、とても良いものでした。 いち早くデジタルカメラを手にしたという優越感もありましたが、デジカメならではの開放感と、周りの人達の素直な反応が心地良かったのです。

ところが、一眼レフの世界は、それこそカビの生えたような固定観念で、がんじがらめになっています。 α7Dという一眼レフ自体は、とても素晴らしいカメラなんですが、一眼レフという社会の中で強固に構築された階級制度に、堪え難いほどの息苦しさを感じます。 安物であれ、高級品であれ、カメラやレンズとの出会いは、人との出会いと同じです。 結局は、その物を通して、それを作った人達とのやりとりをしているわけですから。 一眼レフを使っても、このことは忘れないようにしたいですね。

使用する機材の性能に頼るのではなく、機材との関係を楽しむような写真を撮りたいものです。

α7Dで初の野外撮影

α7Dを連れて、黎明館に行ってきましたよ。

実は、初日にフルオートで撮影したきり、野外での撮影はこれで2回目なんですよ。 今回は、マニュアル露出での撮影になるので、初の本格的な野外撮影となります。 その代わり、暇さえあれば室内でマニュアル露出の練習をしてきたので、フルオートよりは安定して撮れるんじゃないかな。 外は晴れですが、春霞で青空は水色になっています。 抜けるような真っ青な空も良いですが、こういう柔らかい光もまた良いものです。

撮影方法としては、分割測光の測定値を基準にして、とりあえず一枚撮ります。 アフタービューのヒストグラムを確認して、露出に問題があれば、AE-Lボタンで一時的にスポット測光に切り替えて、各部の露出を確認してから撮り直します。 後は、この繰り返しで、露出を追い込んでいきます。 満足のいく露出が得られたら、今度は構図を変えて何枚か撮ります。 一眼レフでは、EVF搭載機のように一枚で済ませようと思わずに、根気良く枚数を重ねるのが良さそうです。

もちろん、微妙な判定は、再生モードに切り替えて、拡大表示を交えてじっくり行います。 ところが、α7Dの背面液晶は、野外では明るさが不足気味で、露出を暗く見積もってしまうことが多かったです。 ヒストグラム表示の時には、白飛びと黒潰れの表示もしてくれるんですが、これはとても便利ですね。 また、拡大表示中に前ダイヤルを操作すると、拡大したままで写真を変えることができるので、細部を比較する時にはとても重宝しました。

スポット測光による露出の確認は、便利なようでなかなか思い通りにはいかないですね。 スポット測光で露出計を見ながらあれこれ悩むよりも、とりあえず撮ってみて、ヒストグラムを確認してから露出を修正した方が、ずっと楽に修正できます。 フィルム時代の36枚撮りと違って、2GBのメモリーカードに640枚も撮れるわけですから、ここは意地を張らずにどんどん枚数を重ねていった方が良さそうです。 ただ、スポット測光も継続していって、早く露出を読めるようになりたいですね。

結局、120枚ほど撮って、失敗写真を捨てて残ったのは80枚でした。 歩止まりは2/3で、思ったよりは良かったですね。 初日の撮影からは、見違えるように良くなっています。 ちゃんと扱いきれるか不安だったんですが、これなら何とかなりそうです。 じっくりと写真を観てみると、その写りの良さに格の違いを感じました。 特に、円形絞りによるものなのか、D7やR1と比べてボケ味がとてもいいですね。 ネット上では何かと評判の悪いAF DT 17-80mmですが、これだけ写れば私には十分ですね。

明日は、NORIさんのバイク・エクストリーム撮影会です。お楽しみに!

中古レンズは恐ろしい!

オークションで、新しいレンズを手に入れてしまいました。

手に入れたのは、AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5 Newです。 これまで、ずっと鹿児島市内のカメラ屋で中古レンズを探してきたんですが、オークションでは初めてです。 実は、最初からオークションで手に入れるつもりだったんですが、出品が予想以上に少なかったので諦めていたんですよ。 ところが、デジタル一眼レフ用のレンズじゃなくて、普通の一眼レフ用のレンズを見たら、たっぷりと出品されていることに気づいたんです。

よし、これで欲しいレンズが好きなだけ選べるぞ! というわけで、喜びながらあれこれ物色して決めたのが、このレンズです。 α-7 DIGITALでは、焦点距離が36-128mmになってしまいますが、AF DT ZOOM 18-70mm F3.5-5.6と比べると、ネットでの評価はずっと良いようです。 24-80mmの写りが良ければ、18-70mmは売り払うことにしよう。 ちょうど、カビ、クモリなしというのが12,000円の即決であったので落札。 そして、今日届いたわけですが、レンズを見てビックリ!カビが生えてる〜!

カビだらけというわけではありませんが、ぽつぽつ、ぽつぽつと、シミのようにカビが生えているのが見えます。 そして、レンズの裏から、絞りを開放にしながらのぞいてみると、レンズ中央にびっしりと菌糸が伸びているのが見えました。 なんだよ〜、話が違うじゃないかよ〜。 このレンズの相場は、9,000円前後。 防湿庫保管でカビ、クモリなしということで、わざわざ高値で落札したのに、これじゃあ納得できません。

ただ、オークションの説明文には、「実用レンズ」「神経質な方はご遠慮ください」という記述もあり、返品できるかどうかは出品者の対応次第ということになります。 まあ、写りにはさほど影響はなさそうなので、このまま使っても構わないのですが、相手の言葉を信用して裏切られたことは確かであり、返品の方向で話を進めていくつもりです。 初めてのミノルタブランドのレンズということで、かなり楽しみにしていただけに、この落胆は正直なところかなり辛いです。

今回の件で痛感したのは、中古レンズを現物を見ないで買うのは、とても危険だということです。 これまで、中古カメラ屋巡りをしてきた中で、カビの生えたレンズもいくつか見てきました。 絞りレバーを操作して、絞りを開放にしてから、照明に向けて裏から覗き込むという確認方法を覚えたのも、そのカメラ屋巡りのお陰です。 なぜカビがレンズを好むのかはわかりませんが、これから中古レンズを買う時には、なるべく店頭で現物を確認してから買うようにしたいと思います。

一眼レフの世界というのは、何かと難しいものですね。はぁ。

成功写真を集めてみたよ

α-7 DIGITALは、自動露出が全くアテにならないわけでもないんですよ。

ただ、露出の条件がシビアで、外す時は派手に外すので、不安定さが目立ってしまうんですね。 また、光学ファインダーの像が、どちらかというと明るくきらびやかなのに対して、撮れる写真の方は、腰のある落ち着いた絵作りなので、その落差に戸惑ってしまったのもあったようです。 改めて、落ち着いてチェックしてみると、きっちり露出が合っている写真も少なくありません。 写真の色合いに慣れてくると、光学ファインダーの先入観が消えて、その味がじわじわと染み出してきました。

そうそう、こういう落ち着いた色調が欲しかったんだよ。 ただ、光学ファインダーで見た時の感動が、そのまま写ることはありません。 光学ファインダーには、R1の明るく爽やかな絵作りがお似合いだな。 ミノルタの落ち着いた色合いは、やっぱり暗めでコントラストの強いEVFの方が合ってる気がするなぁ。 α7DのボディでEVF、R1のボディに光学ファインダーがついていたら、どっちも欲しいかも?

写真をチェックしていると、端の方にわずかに余計なものが写っているものが結構ありました。 α7Dの視野率は95%なので、見えていない5%の部分が影響しているようです。 視野率100%のEVFに慣れているので、構図もギリギリで決める癖がついてしまっています。 これからは、構図に余白を持たせて撮らなければなりませんね。 視野率100%の光学ファインダーもないわけじゃありませんが、こういうところが一眼レフのクラシックなところですよね。

小学生の頃、理科の実験で、虫眼鏡で黒い紙を焦がしたことがあります。 この時、「絶対に虫眼鏡で太陽を見ないように」と注意されたのを良く覚えています。 確か、天体望遠鏡でも、似たような警告があったはずです。 光学ファインダーも、原理的には直接光を集めているわけですから、失明の恐れがあるかもしれません。 でも、太陽を入れた写真って、一眼レフでもたくさん撮ってる人いるよなぁ。 ドキドキしながら太陽を入れてみたら、ちょっと眩しいけど大丈夫でした。ああ、良かった!

こうして露出の合った写真を見ていると、α7Dの良さがわかってきます。 でも、やっぱりちょっと彩度が高過ぎるかな。 それと、ちょうもっとコントラストを上げた方が良さそうです。 RAWとJPEGを見比べてみると、JPEGの方がわずかに緑が強いようです。 というわけで、次回は、コントラスト-1、彩度-2、色合い-1で撮ってみます。 ただ、α7Dがらみで時間を使い過ぎたので、ソフト作りも頑張らなくっちゃ!

ミノルタのじゃじゃ馬っぷりは、D7もα7Dも変わらないようですね。

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