新ブログの更新状況

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

闇に浮かび上がる世界

久々にDiMAGE 7を持って、県庁裏に行ってきました。

ここ最近、GX200ばかり使っていたので、たまには他のカメラも使ってやらないとな。 というわけでD7の出番となったわけですが、D7とは本当に相性が良いようで、写真を撮っていると、不思議と胸がドキドキしてきます。 実に自然に気持ちが切り替わって、どんどん撮りたいものが見えてきます。 そして、それらをひとつひとつ、ていねいに切り取っていきます。

その相性の良さは、一体どこからくるんだろう。 どうやら、それは「闇」にあるようです。 デジカメのガンマは2.2なので、そのままでは、データとしては記録されていても、目には暗部が潰れたように見えてしまいます。 そこで、一般的なデジカメでは、暗部をやや持ち上げることによって、見た目の階調を増やしているわけですが、D7では、そういう処理をしてないようなんですね。

結果として、暗部の引き締まった、コントラストの強い写真になるわけですが、それが実に私好みなんですよね。 いわゆる「レンブラント効果」というものですが、舞台の上にスポットライトが当たって、闇の中から役者が浮かび上がってくるような、独特の世界があります。 余分な背景を闇に包むことで、画面を整理することができるわけですね。

撮れる写真以上に、電子ファインダーのコントラストが強いことも見逃せません。 基本的には、ファインダーの像と撮れる写真が一致することが望ましいわけですが、闇が非常に深いので、その闇の世界についつい引き込まれてしまいます。 そして、露出の山が読みやすく、闇の中から被写体が浮かび上がってくる様子は、とても幻想的で、魅惑的です。

見比べてしまうと、見た目とはずいぶん違うし、色もちょっとずれてたりします。 でも、それが結果として、とても魅力的な世界となっているので、もっとたくさん写真を撮りたいと思うようになります。 写真に撮ることでしか味わえない、幻想の世界。 見たまま写真を撮りたい時には向いていませんが、たまにはそういう世界を旅してみるのも、悪くありませんよね。

皆さんは、こういう世界は、好きですか?

スポンサーサイト

D7のWBに悩む

昨夜の記事をアップしてから、ふと気がつきました。あれ、色がおかしい!

撮影前にCWBを取ったので安心していたんですが、アスファルトで適当に合わせただけだし、じゃじゃ馬なD7のことなので油断は大敵です。 異常を感じたのはこの写真なんですが、ほぼ無彩色なので、緑がやや強いのが良くわかります。 これまで、D7では曇天にすると良い結果が得られていたので比較してみると、わずかに改善したものの、今度はやや赤みがかっているのが気になってきました。


CWB 7,069K CC-5

曇天 7,471K CC-2

そこで、今度は昼光にして現像してみたんですが、今度は青くなり過ぎました。 目が慣れてくれば、別にこれでも悪くないかと思えてくるんですが、ヒストグラムを見ても、青がやや強く、緑がやや弱いのがわかります。 そこで、RGBのヒストグラムの山がピタリと一致するように調整すると、ぐっと自然な感じに仕上がりました。 うん、これなら良さそうだ。


昼光 5,500K CC+4

RAW 5,800K CC±0

次は、なるべくカラフルな写真を選んで、色の変化を調べてみることにしました。 CWBも曇天も、違いはほとんどなく、誤差の範囲と言っていいでしょう。 落ち着きがあって自然な感じがしますが、ちょっと昔っぽい感じもします。 なかなか味わい深くて私好みではあるんですが、ずっと眺めているとちょっと疲れてきます。 やっぱり、どこかちょっとずれてるようですね。


CWB 7,069K CC-5

曇天 7,471K CC-2

昼光にすると、まず青空の青さに驚きます。 そして、白いはずのコンクリートが、やや赤みがかっていることに気づきます。 植物の緑も、どこか元気がありません。 かつてD7でJPEG撮りをしていた頃は、ずっと昼光で撮っていたので、この色合いは懐かしくもあるんですが、やっぱりどこか不自然ですよね。 RAWで微調整したものは、ちょうどバランスが取れていて良い感じです。 空の色を見ると、異世界からやっと普通の世界に戻ってきたような気分になります。


昼光 5,500K CC+4

RAW 5,800K CC±0

これで色の問題は解決したので、今日もD7で撮りまくろうっと。

EVFは生きている

iKeyboard 3を公開した解放感の中、カメラを持って近所を散歩してきましたよ。

外は晴れながら、大きな雲が忙しく流れていて、日は照ったり陰ったり。 せっかく良い光景を見つけても、α7Dではなかなか露出が合わずに、ついついイライラしてしまいます。 いやいや、今日は良い日なんだから、心を落ち着けて楽しまないと。 でも、ファインダーを覗く度にガッカリしてしまうので、少し歩いただけですっかり悲しくなってしまいました。

徹夜明けだからか、今日はどうも気分が乗らないなぁ。 帰ろうかどうしようか迷っていると、ふと名案が浮かびました。 そうだ、久々にDiMAGE 7で撮ってみよう! α7Dの光学ファインダーと違って、D7のEVFなら快適に露出が決まるはず。 というわけで、いそいそと引き返してD7に持ち替えます。 一応、D7を撮り尽くした時のために、保険としてα7Dもバッグに入れていきます。

久々のD7は、EVFの画面の粗さに驚きましたが、すぐに気にならなくなりました。 ホワイトバランスの昼光は青味が強過ぎるので、日陰のアスファルトでカスタムホワイトバランスを取ります。 よし、これで準備OK。 何か面白いものはないかな。 あ、コンビニの屋根の上に草が生えてる! コンパクトフラッシュをTranscendの133x 2GBに変えてからは、RAWの書き込みも10秒ほどで済むようになったので、撮影のリズムも快調です。

つくづく感じるのは、D7での撮影は猛烈に楽しいということです。 とっさにファインダーを覗いても、EVFなら露出のズレがすぐにわかるので、さっと補正することができます。 ダイヤルを回すと、ファインダーの像が明るくなったり暗くなったり。 そして、正確な露出を、肌で、いや目で実感します。 あ、俺は今、光を操ってるぞ。この光は、まさに生きているんだ。

α7Dの光学ファインダーも見やすくて綺麗なんですが、一方通行の光なんですよね。 まるでテレビのタレントやグラビアのアイドルを見ているようで、綺麗だけど実感が伴わないんですよ。 D7のEVFは、肌は荒れてるし癖も強いんですが、ちゃんと言うことを聞いてくれるし、とても信頼できるんです。 だから、レンズの先にある光景も、どこか血の通った、物語を感じさせる世界になるんです。

これからは、しばらくD7での撮影にハマりそうです。

D7のグリップをチューンナップ!

DiMAGE 7UGのグリップを、握りやすいように改造してみました。

D7は、パッと見は本格一眼レフカメラっぽく見えるわけですが、実際に握ってみると、意外とコンパクトなんですよね。 しかも、「女性の手にも馴染むように」という配慮から、グリップも小さめになっています。 でも、D7はどう考えても男受けするマニアックなカメラです。 改良版のD7i/D7Hiでは、グリップの形状が分厚いものに変更されて、男性の手でしっかり握れるようになりました。

D7は、ソフトウェアの有償アップグレードで、D7i相当のD7UGにすることができたわけですが、当然ながらグリップの形状までは変えることはできません。 じゃあどうするかというと、改造ですよ、改造。 布テープを重ね貼りすることで、簡単にグリップを好みの大きさにすることができるんですよ。 薬指と小指の部分を補うように、滑らかに山を作っていくのがポイントですね。 厚さの目安は、ズームリングの手前あたり、ちょうど1.2cm増しといったところでしょうか。

実は、以前使っていた時にも、同じような改造をしたことがあるんですよ。 上の2枚がそれなんですが、布テープの上に両面テープを貼り、さらに自己融着テープを貼って、最終仕上げをしています。 今度のD7も、しばらく布テープのままで様子をみて、形状の微調整をしてから、自己融着テープで仕上げるつもりです。 これでまた、D7での撮影が楽しくなりそうです。

楽しみは、自分で作ろう、どこまでも。

DiMAGE 7 RAW覚え書き

先日の散歩で気づいたことを、忘れないうちに書いておきますね。

D7でのRAW撮影で、一番特徴的なのは、記録に20秒かかるということです。 1回シャッターボタンを押したら、メモリーカードへの記録が終わる20秒の間、ひたすら待つことになります。 その間は、EVFもブラックアウトしてしまい、操作は一切受け付けなくなります。 10秒だったら、1から10まで数えるだけで済むのですが、20秒だとそれをもう一度繰り返さなければなりません。 これは、撮影間隔としては、かなり長い時間です。

ただじっと待っているのはもったいないので、その間に次に撮りたいものを探します。 D7はAFものんびりしているし、私もマニュアル露出で撮っているので、ゆったりしたリズムで撮るように心掛けます。 ゆったりついでに、撮れた写真を確認してみるのもいいんですが、残念ながらRAWでは拡大再生ができません。 D7はピントを外すことが多いので、これでは困ってしまいます。 なので、望遠マクロで植物を撮る時など、AFの苦手な状況の時は、なるべくMFを使うようにします。

電池食いで有名だったD7ですが、今では充電池の性能が向上したお陰で、安心して使えるようになっています。 以前使っていた時は、富士フィルムの2500mAのものを使っていたんですが、確かJPEG撮りで300枚以上は撮れていました。 今は2000mAのエネループを使っているんですが、140枚で残量警告が出て、160枚で電池切れとなってしまいました。 これは、エネループの容量が少ないからというよりは、RAWの記録に電力を食っているということなんでしょうね。

DiMAGE Viewerでの現像ですが、Mac mini Core 2 Duo 2.0GHzのRossetaで、1枚当たり約16秒、Phenom 9600 2.3GHz Windows XP SP2で約8秒でした。 以前、iMac Core 2 Duo 2.16MHz BootCamp WindowsXP SP2で測定した時は6.6秒ということだったので、ちょっと残念な結果になってしまいました。 それでも、160枚を約20分で現像してしまうんですから大したものです。 PowerPC 1.2GHzの時は、1枚当たり20秒、160枚で50分以上もかかってたんですからね。

撮影中は、こまめにマスクでCWBを取っていたんですが、こんな快晴でも、測定値は大体6,500~8,500Kになっていました。 でも、8,500Kだと赤過ぎるし、6,500Kだと青過ぎるし、結局は曇天と同じ7,500Kで一括現像することにしました。 A1の時は、5,800Kで現像することが多かったんですが、D7では7,500Kが基準になりそうです。 カラー設定はカメラオリジナル色空間(AdobeRGB)で、標準ではコントラストか強過ぎるので-3に落としています。

以前は、ホワイトバランスを晴天に固定して撮っていたので、いつも青白い写真になっていました。 それが、ちょうど色褪せたカラー写真のように見えたので、ずっと「D7はフィルム写真のような渋い写りをするなぁ」と思っていたんですが、それは勘違いだったようです。 また、彩度やコントラストは標準のまま使っていたので、コントラストの高さには苦労させられました。 ハマった時は綺麗に撮れるんですが、それ以外の時はガッカリすることが多かったんですよね。

それだけに、D7写真の変貌ぶりには、本当に驚いてしまいました。 JPEGからRAWに変えたというのもあるかもしれませんが、以前は全然使いこなせていたかったんだなぁと、つくづく思いました。 R1と比べてしまうと、艶がなくて地味な印象なんですが、どっしりとした色乗りは私好みです。 明るい光を撮るなら断然R1なんですが、暗い闇を撮るならD7の圧勝ですね。 小さいセンサーのダイナミックレンジの狭さが、逆に漆黒の世界を写し出してくれるんですよ。 暗部にしっかりと色が残るのもいいですね。

というわけで、当分はD7での撮影が続きそうです。

DiMAGE 7と春のお散歩(後編)

春のお散歩、午後の部ですよ。

途中、桜島を一望できる、ギャラリー付きのカフェがあるんですが、柄じゃないなと躊躇したものの、春の陽気に背中を押されて、思い切って入ってみました。 ギャラリーの展示はいまいちぱっとしませんでしたが、店内から眺める桜島は、いつもとはちょっと違った印象でした。 こういう店に一人で入るなんて、自分でも驚いてしまいましたが、たまにはいいもんですね。

500円のコーヒーを飲んだ後に、150円のパンを買って、公園のベンチに座って食べます。 たまにパン屑を鳩に与えながら、これから何を撮ろうかなぁと、ぼんやり考えます。 考えたところで、答はもう決まっています。 撮る前から撮ろうと決めたものなんて、撮ったって面白くも何ともないや。 撮りたいと思った時に、撮りたいと思ったものを、撮りたいように撮るのが一番だな。

いつもの散歩コースのグリーンベルト。 その入口にある交番の隣には、草木が生い茂る空き地があります。 いつも、いい場所だなぁと思いながら外から撮るくらいだったんですが、急に中に入って撮ってみたくなりました。 D7なら、きっと満足のいく写真が撮れそうな気がする。 R1でも、撮れば撮ったで良い写真が撮れるわけですが、こうして撮る気にさせてくれるところが、D7の不思議な魅力なんですよね。

こうした木漏れ日写真というのは、私の得意中の得意分野なわけですが、なんだか代わり映えがしないような気がして、一時期遠ざかっていたことがありました。 好きで撮ってるんだからそれでいいじゃないかと開き直ってみたものの、やっぱりどこか後ろめたさのようなものを感じて、どうもすっきりしないことが多かったんですが、今日は違います。 撮りたいものがあり過ぎて、撮影が追いつかないくらいです。

自分の好みや興味なんて、そう変わるもんじゃありません。 撮影の技術だって、基本さえ押さえておけば、そう変わるもんじゃありません。 でも、モノを観る目というのは、いくらでも変わっていくように思います。 パターン化させてしまえば撮るのは簡単ですが、すぐに飽きてしまいます。 無理にパターンを外しても、嫌らしい写真になるだけです。 大切なのは、自分とモノとの関係を、自分の目でしっかりと見定めること、ただそれだけです。

D7は、その一番大切なことを、はっきりと思い出させてくれました。どうもありがとう!

DiMAGE 7と春のお散歩(前編)

今日も快晴。そして風も穏やか。絶好のお散歩日和です。

お昼前に、D7を持って散歩に出かけます。 雲が数えるほどしかない青空は、どこまでも青く澄んでいます。 こんな時は、R1が素晴らしい写りをしてくれるんですが、D7はどれだけ対抗できるのでしょうか。 R1の艶やかさには太刀打ちできないものの、爽やかさはなかなかのものです。 空気は冷たいけど、日差しは眩しく、暖かです。 ああ、生きてるって素晴らしい!

木々の葉はまだ落ちたままでちょっと寒々しいんですが、地面に目を向けると、小さな花がいくつも咲いていました。 おお、春は足元からやってくるんですね。 本当は、太陽の光から始まって、少しずつ寒さの芯が抜けてきて、そうした環境の変化に草花がきちんと反応しているんですよね。 年が明けると、「暦の上では春ですが…」なんて言ったりしますが、やっぱり春は来ていたんですね。

名も知らぬ雑草でも、その新緑の輝きはとても美しいものです。 ひんやりとした空気とぽかぽかした日差しを同時に感じながら、地面に這いつくばるようにして、その輝きを眺めます。 RAWを記録し終わるまでの20秒。 その間に、次のターゲットを探します。 あれもいいな、これもいいな。 次の1枚を撮ったら、また20秒待たなければなりません。 でも、そうやって迷いながら選ぶのって、ショッピングみたいで楽しいですね。

R1では、目の前の光景をあるがままに受け入れるような、どちらかというと受動的な撮り方になるんですが、D7の場合は、もっと積極的な、自分の好きな光景を追い求めていくような撮り方になるんですよ。 R1は、撮影能力だけじゃなく画面表示も優秀なので、既製品をカゴに入れる感じ。 D7は、ダイナミックレンジも狭く、画面表示も粗いので、家に帰るまで正確な撮影結果がわかりません。 これは、手作り料理のトキメキと通じるものがありますね。

あれ、これって銀塩愛好家の台詞みたいだなぁ。 でも、D7はEVFを搭載した立派なデジカメです。 画質は粗いながらも、露出や色合いが撮影時に確認でき、リアルタイム・ヒストグラムも表示でき、大まかな撮影結果をその場で確認できるお陰で、安心して自分の抱くイメージを追求することができるんですよね。 技術的な未熟さが、運良く想像力を掻き立ててくれているのかもしれません。

難しいことはわからなくても、写真を観れば、私らしさが戻ってきたって感じませんか?

DiMAGE 7の真の実力を見よ!

今日は、DiMAGE 7を連れて、鴨池緑地に行ってきました。

というのも、最初にDiMAGE 5を手にした時に、最初に撮りに行った場所が、この鴨池緑地だったんですよ。 DiMAGE 5を手に入れたのが、2004年1月23日。ちょうど4年と1ヶ月前ですね。 生まれて初めての、一眼タイプのカメラ。それも自分だけのマイカメラ。 あの時は、本当に嬉しかったなぁ。 果たして、あの時の感動を再び味わうことができるのでしょうか。

D7の動作は相変わらず遅くて、ピントはなかなか合わないし、頻繁にピントを外すし、RAWの記録に20秒も待たされるし、今日のような突風の吹き荒れる日には、正直ちょっとイライラしますね。 それでも、「今、俺は写真を撮ってるんだぞ!」という充実感は凄まじいものがあります。 D7を手にしているだけで、不思議と撮影のイメージが湧いてくるんですよ。

D5からD7にかけての1年4ヶ月のノウハウが、そうさせているのでしょうか。 でも、R1はすでに1年7ヶ月も使っているので、R1の方が長く使っていることになります。 撮影枚数は、D5/D7Hi/D7UG合わせて1万4千枚、R1は1万7千枚。 やっぱり、R1の方がたくさん撮ってます。 ただ、D5からD7の時期は、私にとって写真撮影の成長期だったんですよね。 その時の興奮を、体が覚えているのかもしれません。

RAW現像もあれこれ悩んだんですが、DiMAGE Viewerのカメラオリジナル色空間のAdobeRGB、ホワイトバランスは曇天、コントラスト-3という設定に落ち着きました。 ホワイトバランスを曇天にしたのは、カスタムホワイトバランスの平均値が、だいたい曇天になったからです。 今日は晴天に恵まれたんですが、ホワイトバランスを晴天にすると、青くなり過ぎちゃうんですよ。

RAWで撮影しているせいか、D7本来のJPEGよりも、A1のRAW現像に近い印象です。 この影の描写は、ミノルタならではの深みのある味わいです。 R1だと、強烈なノイズリダクションで、影の色がなくなってCGっぽくなってしまうんですよね。 また、A1は艶のある爽やかな絵作りでしたが、D7では色にややくすみがあり、独特の渋さを醸し出しています。

久々にD7を手にしたわけですが、以前はこのカメラの実力を全然出せていなかったんだなぁ、とつくづく思いました。 確かに、機械的にも画質的にも、R1からは見劣りする部分も多いんですが、扱い方次第で、R1には撮れないような味のある写真が撮れるんですよね。 もちろん、R1にはR1の良さがあるわけですが、これからはD7とR1の個性を生かした撮影をしていきたいですね。

ぼかぁ、良いカメラに恵まれて、本当に幸せだなぁ。

DiMAGE 7の色空間を比べてみた

DiMAGE 7の色空間は、ちょっと特殊なんですよ。

DiMAGE Viewerに付属のカラープロファイルを調べると、D7 RAWの色空間が、ほぼAdobeRGBの領域をカバーしていることがわかります。 そして、D7 JPEGの色空間は、なるべくセンサーの持つ広大な色空間を活かせるように、sRGBよりも広めになっています。 このことが、何かと物議をかもすことになったわけですが、それももう、今となっては懐かしい昔話ですね。

実は、D7を買い直す時に、最後までD7Hiにしようか迷っていたんですよ。 でも、D7Hiのセンサーは、D7よりも色空間が狭くて、AdobeRGBとsRGBの中間くらいしかなかったんですよ。 RAWで撮るなら、バッファの多いD7Hiの方が快適に撮れたんですが、せっかくほぼAdobeRGBの広色域モニタにしたんですから、色空間の方を重視してD7にしたわけです。

残念ながら、今日は天気が良くなかったので、その広い色空間の実力を試すことはできませんでしたが、代わりに、普通の色空間とカメラオリジナル色空間を比べてみることにしました。 DiMAGE Viewerのカラー設定では、厳密にカラーマッチングを行うか、より見栄えの良い写真的な色にするかを選べるんですよ。 カメラオリジナル色空間にすれば、D7独自の透明感のある写真になるというわけです。

その昔、sRGB環境下で試した時は、色が劇的に変わった記憶があるんですが、AdobeRGB環境になったせいか、あまり大きな色の変化はありませんでした。 通常の色空間では、しっとりと落ち着きのある発色で、ほぼ見た目通りの色になりました。 一方、カメラオリジナル色空間では、コントラストが高くなり、やや明るめになりました。 また、色の純度が上がって、鮮やかさが増しています。

ただし、ハイライト部分は逆に色が薄くなり、遠景はやや霞んだようになってしまいます。 D7の写真は、どこか昔撮ったカラーフィルムのような味わいがあるんですが、この辺りが影響しているのかもしれません。 以前は、ホワイトバランスを太陽光にして撮っていたので、今日のような曇り空だと青みがかっていたんですが、マスクCWBのおかげで、腰のあるしっかりとした発色になりました。

じゃあ、どっちを選ぶかということになるわけですが、正直なところ、まだ何とも言えませんね。 実物と見比べると、普通の色空間の方が良さそうだし、写真だけを見比べると、オリジナル色空間の方が良さそう…。 ただ、カメラのライブビューやヒストグラムは、当然ながらカメラオリジナル色空間なので、やっぱりカメラオリジナル色空間の方がいいかも。

明日は晴れるみたいなので、いろいろ撮り比べてみようっと。

DiMAGE 7UG 再び

なんと、DiMAGE 7UGを落札してしまいました。

これからはR1でいくぜ!なんて宣言しておきながら、どうにも古き良き日々の思い出が忘れられず、散々悩んだ末にヤフオクで入札。美品ながら、相場よりやや高めの10,500円で落札となりました。 ほぼ3年ぶりに手にしたD7は、記憶よりもずっと小さく、おもちゃのように軽かったです。 でも、マグネシウム合金ボディの冷たい感触からは、R1にはない質感の高さを感じました。

まずは、室内や窓からの景色を試し撮りしながら、設定を調整していきます。 以前は、JPEG撮りでホワイトバランスも太陽光固定という、なんとも大雑把な設定で使っていたんですが、今回は、RAW撮影のAdobeRGB現像、ホワイトバランスはマスクを使ったCWBというこだわり設定です。 この新しい設定で、D7はどんな写真を見せてくれるのでしょうか。

DiMAGE Viewerでは、RAWの現像時に、普通の色空間とカメラオリジナル色空間を選べるようになっているんですが、 カメラオリジナルの方がコントラストが高く、暗部が持ち上がって明るくなります。 その代わり、ハイライト部分が圧迫されて色が薄くなってしまいます。 でも、これって今でいうところのダイナミックレンジ拡張と基本的には同じ処理なんじゃないのかな。

D7は、ピントが合うのは遅いし、たまにピントを大きく外すし、RAWだと1枚撮影ごとに20秒ほど待たされるし、とにかくスローテンポなカメラです。 でも、不思議なことに、とても撮るのが楽しいカメラなんですよ。 どういうわけか、カメラを構えていると、どんどん撮影のイメージが膨らんでくるんです。 R1が目の前の光景を記録する感覚なのに対して、D7は心の中のイメージを記録している感覚なんですよね。

これから始まる、新しいD7写真を、お楽しみに!

忘れられないカメラ

手放したことを後悔してしまったモノって、ありませんか?

私の場合は、これですね。 ここに並べたのは、今から2年ほど前にDiMAGE 7UGで撮った写真なんですが、この色合いがどうしても忘れられないんですよ。 単純に画質で比較してしまうと、今使っているR1の方がずっと高画質なんですが、D7の方が圧倒的に好画質なんです。 D7の写真には、思わず見入ってしまうような、独特の魅力があるんです。

R1は、ノイズも少ないし、色も鮮やかで、すっきりとした明るい絵作りになっています。 でも、どこか印象が軽くて、魅力に乏しいんですよね。 D7は、ノイズこそ多いものの、どこか色褪せた渋みがあって、猛烈な透明感があります。 うまく撮れずにガッカリすることも多いんですが、時にははっと息を飲むほどの写真が撮れることがあるんですよ。

こうしたギャンブル性が、その魅力を引き立てているのでしょうか? いや、そうではありません。 D7の写真は、とても品が良いのです。 控え目だけど、純粋で、普通にしていても、その鮮やかさが滲み出てくるのです。 R1の写真は、とても綺麗なんだけど、どこか澄ましているような、他人行儀な感じがするんですよね。 スッピン美人と化粧美人の違いみたいなものでしょうか。

画質だけじゃなくて、写真を撮るときの感触にも、大きな違いがあります。 R1は、大きなグリップに、たくさんのボタンやダイヤルがついていて、素早く操作することができます。 でも、グリップの形はあまり手に馴染まず、プラスチックボディの剛性も悪くて、どこか頼りない印象があります。 D7も、グリップは中途半端に小さいし、ボタンやダイヤルの数も少ないんですが、マグネシウム合金のボディはしっかりしているし、不思議な安心感があるんですよね。

こうした感覚的な部分というのは評価が難しいんですが、私にとっては紛れもない事実であり、切実な問題だったりします。 プロのカメラマンならともかく、アマチュアの趣味写真なわけですから、こうした好みの問題というのは、もっと素直になった方がいいのかもしれません。 今なら、オークションを使えば、D7は1万円以下、D7Hiでも2万円以下で手に入ってしまいます。

自分の趣味なんだから、少しくらいワガママになってもいいですよね?

プロフィール

K-Hyodo

K-Hyodo

本名:兵頭 薫
鹿児島の30代男性
ソフトウェア作家を目指す

コメント・拍手は大歓迎!

K-Hyodo's Soft

どのソフトも、
Mac & Windows 両対応!

iKeyboard 3

本気で覚えるための、
キーボード練習ソフト。

ベクターソフトレビュー


PhotoMaster 2

撮影を楽しむための、
デジカメ写真管理ソフト。

ベクターソフトレビュー

Vector Best Online Soft of 2004


iKeyboard 2

ブログを読み返すための、
バックアップ表示ソフト

窓の杜 今日のお気に入り


マルチプラットフォームの統合開発環境REALbasicで開発しています。

Twitter

 

カレンダー

01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

ブログ内検索

アクセスカウンター

読書メーター

K-Hyodoさんの読書メーター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。