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かわらのかお

みちを あるいてたら
おうちの やねに
かおが あった

うわあ でも なんで?
うっかり こえに だしたら
かおが はなしを はじめたよ

むかし このいえで はたらいてたんだけど
あるとき ごしゅじんが ロールケーキを かってきたの
そのころは ロールケーキが とても めずらしくてね
わたしは どうしても たべてみたくなって
ぶつだんに おそなえしてあったのを つまみぐいしちゃったの

そうしたら ごしゅじんに みつかって
そんなに ロールケーキが すきなら
おまえを ロールケーキに してやる!
そういって ふとんで ぐるぐるまきにされて
しまいには やねの かわらに されちゃったのよ

わたしって くいしんぼうだから だめよねぇ
オホホ オホホ オホホホホ

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湧き水

ここに 水が湧いている
こんこんと 休むことなく

湧き出た水は 流れ
ついには 海へと繋がる

ここでは、誰もそんなことは 気にせずに
気ままに 湧き水に 集まってくる

あるものは 渇きを癒し
あるものは 体を清め

水面に 自分の姿を映し
心地良さに 身を任せる

湧き水は さらさらと 歌いながら
その全てを 受け入れる

私は 足先に 潤いを感じながら
静かに その様子を眺めている

彼らが 水と戯れる喜びを 想いながら
私も 共に戯れる喜びを 想いながら

手を差し延べて その感触を味わうことはできないが
やがて秋がくれば 葉を落とすことができる

湧き水は きっと私の葉を受け入れてくれるだろう
そして それを海へと届けてくれるだろう

それが 私にできる 唯一のこと
そして それが私の 唯一の願い

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ミーちゃんの夢

ミーちゃんが、ねています。
すやすやと、きもちよさそう。
どんなゆめを、みているのかな。
しあわせなゆめを、みてるんだろうな。

エサをモリモリ、たべてるゆめかな。
おいしいエサを、あじわってるのかな。
たくさんのともだちと、ひなたぼっこ。
そとをじゆうに、かけまわってるのかな。

ゆめのなかで、ミーちゃんがこたえました。

そうじゃないよ、そうじゃないんだ。
あなたのそばに、いるゆめなんだよ。
いつもいっしょ、いつでもいっしょ。
ただそれだけで、ボクはシアワセなんだ。

そりゃあ、おいしいエサもたべたいし、
いろいろと、あそんでみたいけど、
そういうのは、ちょっとでいいんだ。
だからいつでも、そばにいてね。

ミーちゃんは、うすめをあけて、
こちらをチラリとみました。

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怪獣ミゾラ

工事現場から、叫び声が聞こえてきました。
「わあ、怪獣だ!怪獣が出たぞ!」
みんな、大慌てで逃げ出しました。
「なんて恐ろしい姿をしているんだろう」
「あいつは、きっと悪いやつに違いない」
「なんとかして、退治しないといけないな」
あちこちで、そんな声が聞こえてきます。
怪獣は、そんな人達を、じっと見下ろしています。

そんな中、そわそわと落ち着かない人がいました。
最初に怪獣を見つけた、工事現場の作業員です。
「本当は、僕が木の根っこをうっかり切っちゃったんだよな」
「だから、あの木が怒って、僕を追いかけてきたんだ」
「僕が悪いのに、怪獣が退治されちゃうよ。どうしよう…」
作業員は、どうしていいかわからず、頭をかかえました。

みんなは、怪獣退治の準備に取りかかりました。
工事現場のダイナマイトで、吹っ飛ばす計画です。
近所のガソリンスタンドから、石油も運ばれてきました。
「なになに、相手は木だから、すぐに燃えてしまうだろう」
さあ、これで準備は整いました。
でも、みんな怖がって、なかなか火をつけられません。
重苦しい時間だけが、じりじりと流れていきます。

でも、木の怪獣は、一向に攻撃する気配がありません。
みんなも、少しずつ様子がおかしいことに気づいてきました。
一人の男が、意を決して怪獣の根っこに触ってみました。
根っこは、枯れてボロボロになっていました。
「なんだ、もうとっくに死んでるじゃないか」
みんなは、安心して、ほっと息をつきました。
第一発見者の作業員は、こっそりと姿を消しました。

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石鹸三兄弟

台所用の石鹸が、隅の方で泣いています。
「どんどん小さくなって、もうすぐなくなっちゃうよ~」
そこへ、お風呂用の石鹸がやってきました。
「ここは僕に任せて、君は休んでなよ」
「でも、君がここに来たら、お風呂はどうするんだい?」
「ああ、そうか。う~ん、困ったなぁ」
二人は、アワアワと泡を吹きました。

すると、袋が破れて、新しい石鹸が出てきました。
「心配御無用。お風呂は私に任せなさい!」
新しい石鹸は、大きくて、四角くて、とっても立派です。
「やったあ、これで安心だね!」
二人は、新しい石鹸を、頼もしく思いました。

「僕はもう行くけど、君達とはずっと一緒だよ」
そう言うと、新しい石鹸は、四隅の角を切り落として、
その破片を、二人の間に挟み込みました。
新しい石鹸の破片は、小さい石鹸にのめり込み、
中くらいの石鹸に突き刺さって、ぴったりくっつきました。
「わあい、これなら、いつでも三人一緒だね!」

それを見た新しい石鹸は、にっこり笑ってから、お風呂場へと向かいました。

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人の想い

人の想いは
どこからやってきて
どこへいくのだろう

一隻の船が
人々の想いを運び
港へと運ぶのだろうか

力強いリズムが
鼓膜を震わせ全身を駆け抜けて
私の血を沸かせる

汽笛が鳴り響き
雲に乗り空を駆け抜けて
私の胸に響く

私は
私の中に
私の想いを視る

全ては私の中にあり
全ては人の中にあり
全ては心の中にある

空に生まれた雲は
少しずつ成長して
ゆっくりと広がっていく

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月明かりの夜道

「すっかり遅くなっちゃったわ」
秀子は、月明かりの夜道を、急ぎ足で歩いていた。

秀子の足音だけが、辺りに木霊する。
夜の湿った空気が、重くのしかかる。
耳が遠くなり、息が苦しくなる。
急いでいた足も、次第に重くなる。
「ああ、早く帰らなきゃ」

ふと、背後に気配を感じて、秀子は立ち止まる。
夜の湿った空気とは違うものが、そこにある。

とても、冷たい。

「馬鹿ねぇ、今時ユウレイなんているわけないじゃない」
秀子は、振り返ろうとしたが、体が動かなかった。
ユウレイじゃなかったとしても、怖いものは怖い。

そう思った瞬間、秀子は駆け出した。
駆けながら振り返っても、何もなかった。
それでも、秀子は駆け続けた。
家に帰り着くまで、駆け続けた。

家に帰ると、そのまま風呂にも入らずに寝てしまった。

大丈夫?

「どうしたの?大丈夫?」

どこからともなく、声が聞こえてくる。
秀子が振り向くと、知らない人達が立っていた。

「大丈夫?無理しないでね」
「私達、心配で心配で…」

秀子は戸惑いながらも、その声に答える。
「うん、私は大丈夫。心配ないわ」

「あなた、本当にそれでいいの?」
「そうそう、我慢してちゃ良くないわ」
「思い切って、変わっちゃいなさいよ」
「私達が、手助けするからさ」
「そうよ、そうよ」

「そうね、やっぱり大丈夫じゃないみたい…」
秀子は、目を閉じて大きく息を吐くと、ゆっくり目を開けた。

そこには、誰もいなかった。

秀子のエクスタシー

今日は、人前で思いっきり走るわよ!

みんな、私と一緒に走りましょう!

ああ、まだまだ走りたいないわ…。

さあ、ここで全てを出し切るのよ!

あは、あはは!

うふふ、うふふふ!

あは…、うふ…、うふふふ…。

ああ、面白かった!もう最高!

こうして秀子は、人生の喜びを感じるのであった。

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秀子の3つの物語

「どうしたらいいのか、教えてくださいませんか?」

秀子は困り果てて、竜の長老にたずねた。
長老は、ゆっくりと首を下ろし、じっと秀子を見つめた。
秀子も、長老の顔を、そっと見つめ返した。
二人は黙ったまま、見つめ合った。
語るように、聞き入るように。
長い沈黙が、二人を包み込んだ。
やがて、長老は顔を上げ、そのまま背を向けた。
秀子は黙ったまま、その後ろ姿を見送った。
その顔には、強い決意があった。


「ついに、ここまで来たのね」

旅の終着地を目前にして、秀子はつぶやいた。
しかし、まだ安心するわけにはいかない。
先へ進むためには、両側を急斜面に挟まれた、
この狭い尾根を渡っていかなければならない。
一歩間違えると、たちまち深い谷底に落ちてしまう。
ここを渡るためには、助けが必要だ。
ここを住処とする、ホワイトモンキーの助けが。
しかし、ホワイトモンキーは気まぐれなので、
そう簡単には助けてくれないのだった。


「あなたの思い通りにはさせないわ!」

秀子は、迫り来る敵に向かって、叫んだ。
しかし、秀子には、対抗するだけの、力も策もなかった。
ただ、敵には負けられない、その一心で、叫んでいた。
もう、後がない。逃げたくても、逃げられない。
その絶望的な状況が、秀子に力を与えた。
震えていた足が、激しく地面を蹴る。
秀子は、敵の懐に飛び込んでいった。

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秀子の扇風機の思い出

「最近、雨ばっかりだから、洗濯物が溜まっちゃって」
「部屋干しすると臭くなるけど、扇風機をかければ大丈夫」

埃をかぶった扇風機を引っ張り出し、
秀子はスイッチを入れる。

「あ、扇風機…」

秀子は、遠い夏の日のことを思い出していた。
息が詰まるほど蒸し暑かった、あの夏の日のことを。

「彼が…、死んだ…」

秀子が知らせを受けたのは、ちょうど日が落ちた頃だった。
その日、彼は、自ら命を絶った。

「なぜ…、どうして…、死ななければならなかったの?」

心の中で、彼に問いかける秀子。
しかし、彼から答が返ってくることはない。

「私が彼だったとしても、やっぱり死んでいたかしら…」

彼の心の闇と、向かい合う秀子。
やがて、自分の中にも、彼と同じ闇があることに気づく。

「彼は死んだ。でも、私はまだ生きている」

彼は、自分が生きるために、死んだ。
私は、やがて死ぬ時のために、生きよう。

「彼は彼、私は私。私だって、生きたいように生きるわ」

彼の決断が正しかったのかどうかは、秀子にはわからない。
彼は、彼なりに決断をした。秀子も、秀子なりに決断をした。

「ああ、開聞岳が、綺麗に見えるわ」

心の闇から抜け出した秀子。
途端に、大きく視界が広がる。

「私は、あなたのようにはならないわ。きっと。」

彼の冥福を祈りつつ、
彼に誓いを立てる、秀子であった。

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秀子 春の散歩

秀子:まあ、良い景色だこと。

秀子:このまま、空を飛べたらいいのに!

カラス:お前にゃ無理だ。アホウ!
秀子:きゃ~!何するのよ!

秀子:んもう、あの馬鹿ガラスったら!

秀子:あいつ、いつか血祭りにあげてやるわ。

秀子:嫌なことは、さっさと忘れましょ。

秀子:まあ、素敵な雪柳だこと!

秀子:梅の花も、良く咲いてくれました。

秀子:ああ、ついに春がやってきたのね!

こうして秀子は、春の訪れを満喫したのであった。

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