飛ばないトンボ
2009/07/03 03:43 写真詩
私からあなたへ。文章と、写真と、ソフトウェア。
2009/07/03 02:20 PhotoMaster
お待たせしました。PhotoMaster 3 a8を公開します。
使用期限は、2009年7月31日までです。
PhotoMaster 3 a8 ( 2009/07/03 )
機能の追加
- 撮影日時の修正
- このアプリケーションで開く
動作の改善
- なし
不具合の修正
- Windowsで、タスクバーから「デスクトップを表示」実行後に、復帰できなくなる問題を修正
今回の目玉は、外部アプリケーションの起動です。 PhotoMaster 2では、良く使うアプリケーションを、あらかじめ環境設定で登録しておく必要があったのですが、PhotoMaster 3では、ファイルの拡張子に対応したアプリケーションを自動的にリストアップするようにしています。 Macでの実装はすんなりといったのですが、Windowsではレジストリの扱いに慣れていないせいもあって、予想外に時間がかかってしまいました。 でも、苦労した甲斐があって、格段に使いやすくなっています。
今後とも、PhotoMasterをよろしくお願いします!
2009/07/02 19:20 随想録
論理の使い方には、ふたつあります。
ひとつは、答らしきものを論理によって構築する方法。 科学の実験みたいなもので、何らかの現象に対して、観察して、仮説を立てて、実験して、考察して、再び観察して、新たな仮説を作っていって、ぐるぐる回りながら、より確からしい答を求めていきます。 その過程のどこかに間違いがあっても、このサイクルが守られている限り、より正しい答に近づくことができます。
もうひとつは、すでにある答を論理によって擁護する方法。 試験に出てくる数学の証明問題みたいなもので、「これはこうである。なぜそうなのかを証明しなさい」という問題から全てが始まります。 それはもう、絶対的に正しいんだから、どんなこじつけであろうと、もっともらしい理由をつけなきゃ、試験は通らないぞ。 というわけで、荒唐無稽な珍説を、大真面目で解答してしまいます。
科学の場合は、研究成果を論文にして学会に発表することで、他の学者達の判断を仰ぎます。 ある学者は、同じ実験を試すことによって、その実験結果が正しいかどうかを検証します。 またある学者は、実験によって得られたデータを詳細に検討することで、その仮説が正しいかどうかを検証します。 そうして、多くの学者達によって認められたものが、科学的事実として承認されます。
数学の証明問題も、正しい論理の組み立て方をしなければ、点をもらうことはできません。 場合によっては、証明は不可能という結論に至るかもしれません。 でも、受験の場合は、間違っているとしても、何か書いて埋めなければ、安心することはできません。 同じように、頭からそれが正しいと思い込んでしまうと、どんなに無茶な論理でも、筋が通ったように見えてしまうことがあります。
残念ながら、世の中には、そういった無茶な論理が飛び交っています。 じゃあ、偽物の論理を見抜くためには、どうすれば良いのでしょうか。 それは、自分の経験と照らし合わせてみることです。 経験というのは、その人の人生の中で積み上げられてきた、もっともらしい答の集合体です。 もちろん、発展途上のものなので、間違った答もあるでしょうが、それはいずれ淘汰されていくことでしょう。
もし、論理を論理で対抗しようとすると、白熱した議論になるかもしれませんが、結局は水掛け論になってしまって、何も答を得ることはできません。 議論によって、何らかの答を得ることができることもありますが、得られた答が擁護すべき絶対的な答になってしまって、さらに無茶な論理を生み出すことになってしまいます。 どこかで、論理を抜け出して、現実に目を向けなければなりません。
結局のところ、論理というものは、論理だけで成り立つものではないんですよね。
2009/07/01 12:28 α-7 DIGITAL
なんと、Takumarレンズが3本に増えてしまいました。
括弧内は、α-7 DIGITALに装着した時の35mm換算焦点距離です。 最初に55mmを手に入れて、その描写に惚れ込んだものの、普段使いには画角が狭過ぎました。 そこで、28mmも手に入れたわけですが、風景を撮るには良さそうですが、スナップにはちょっと画角が広過ぎるかな。 というわけで、35mmまで手に入れて、やっとラインナップが完成したというわけです。
Super-Takumarはシングルコーティングなので、逆光に弱い!ということで、あれこれフードも手に入れて試してみました。 すると、55mmには135mm用、35mmには100mm用、28mmには50mm用のフードがちょうど良いことがわかりました。 画角ギリギリなので、ちょっとでも指がかかるとケラレてしまいますが、遮光性能は申し分ありません。
どのレンズも、実にキレが良く、色味も品が良く、ピントも合わせやすく、大変気に入っています。 うちのマウントアダプターはピン押しタイプではないので、絞りのAuto/Manual切り替えレバーで、絞り開放と実絞りを素早く切り替えることができます。 とてもコンパクトなので、3本を持ち歩いても、さほど苦になりません。 もう、言うことなしですね。
これからは、Takumarで撮りまくってやるぞ!
2009/06/30 03:44 随想録
このところ、アート関係の本を3冊読んでいました。
1冊目は、赤瀬川原平の名画読本。 名画と言われている絵画を、素直な視点で読み解いていく、わかりやすくて面白い、納得のいく本でした。 別に、この絵はこう観ろ!というお仕着せがましいものではなく、赤瀬川原平流の鑑賞法を疑似体験することによって、なんだ、感じた通りに素直に楽しめば良いのか、ということを、すんなりと教えてくれます。
2冊目は、アーティスト症候群。 前衛アーティストを目指して挫折した著者が、自らの経験を踏まえた上で、自称アーティスト達を滅多切りにしていきます。 アート業界を取り巻く空気や、裏事情的なものが垣間見れたりして、それなりに面白い本でしたが、どうしても前衛アーティストになれなかった人間が、自称アーティストがもてはやされる現状を妬んでいるように思えてなりませんでした。
3冊目は、役に立たない?。 アートって一体なに?何かの役に立ってるの? アートって、何だか凄そうだけど、何が凄いのか、実は良くわかってなかったりして。 でも、それを認めるのが怖くて、裸の王様みたいになってる。 そんな王様の衣装を何着も用意することで、裸の王様の気分を味わったり、王様は裸だと暴く子供の気分を味わったりすることができるようになっています。
それぞれ、特徴的な3冊でしたが、おかげで、アートに対する私なりの考えが、ずいぶんまとまってきたように思います。 私の場合は、アートに対する興味はあっても、アートそのものに触れる機会が少ないので、どこか読み違えている部分もあるもしれません。 ただ、少なくとも、アートという言葉にあまりに多くの意味を与え過ぎてしまっては、どうにも収拾がつかなくなってしまうぞ、ということはわかりました。
これからは、アートと適度な間合いを取ることができそうです。
2009/06/29 17:24 随想録
アーティストは、なぜかアートの力を信じている。
だからアーティストなのかもしれないけど、なぜアートでなければならないのか、アーティストではない私には、さっぱりわからない。 私は、ただ私の人生を生きるだけ。 自分にできることはするし、できそうなことなら頑張るし、できそうもないことなら諦める。 そういう取捨選択の中で、いつの間にか、自分が自分になっていく。 過去の自分が、少しずつ、今の自分になっていく。
自分の中の概念を再構築させるのは、何もアートだけの専売特許というわけじゃない。 むしろ、それは個人的な経験だったり、友人との会話だったりする。 誰だって、そうやって、少しずつ生き方を学んでいく。 時には、他人の受け売りで満足することもあるだろうけど、いつかは自分で間違いに気づく時がくる。 というより、間違いは、自分じゃないと、気づけない。
心配しなくたって、経験を積んでいけば、誰だって自分の間違いに気づいてしまう。 他人の一言がきっかけになることもあるけど、それはすでに、自分の中にその根拠になるものが、豊富にそろっていたからだ。 だから、本当は、その一言が凄いんじゃなくて、ただ単に、気づくための機が熟していただけなんだな。 もちろん、そのきっかけがなかなかつかめずに、悶々とすることはあるかもしれないけどね。
つまり、アートの力を信じて、既成概念を打ち砕き、一発逆転場外満塁ホームランを企てようったって、無茶な話なわけ。 そもそも、アートなんて、感覚による評価という、ひとつの要素にしか過ぎないんだよね。 物事を冷静に観察して、感性を研ぎ澄まして、技巧を駆使して、確からしいものを手に入れたい。 そうして生まれたものが、他人にどんな影響を与えるかは、単なる結果であって、目的じゃない。
結局、アートをどう利用するかは、アーティストの意図次第、というわけ。 ヒッソリと自己満足しても良し、ハッタリで世間を騒がしても良し。 幼稚であっても、熟練であっても、それは程度の問題であって、アートはアート。 古くても、新しくても、アートはアート。 それ以上でも以下でもない、単なるアート。 もし、そんなアートでも、ないよりはあった方が、ちょっとは人生が楽しくなりそう。
アートなんて、そんなもんで、いいんじゃないかな。

K-Hyodo
鹿児島の30代男性
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